ホーチミンから日本へ荷物を安く運ぶには、目的や荷物の性質に合わせた適切な発送方法を選ぶことが鍵です。本記事では、船便と航空便の特徴を踏まえつつ、事前準備・梱包のポイント、税関・規制の注意点、見積りの取り方とコスト削減のコツ、さらにベトナム発・日本向けの輸送代行会社の実務的な選び方を解説します。荷物の集荷から日本到着後の受取まで、初心者でも理解できる具体的な流れと留意点を紹介します。実務で役立つチェックリストと、費用を抑えつつ信頼性の高い代行会社の選び方を知ることで、海外発送の全体像が見え、最適なパートナー選びにつながります。
ホーチミンから日本へ荷物発送の基本
ホーチミン市はベトナムの経済の中心地であり、多くの個人配送やビジネス発送の出発点となります。日本向けの輸送は、急ぎの荷物からコスト重視の小口発送までさまざまな選択肢があり、目的に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。本章では、発送の目的を明確にし、最適な発送方法を選ぶための基本を解説します。初めて日本へ荷物を送る方でも分かりやすいよう、専門用語を避けつつ実務的なポイントに絞ってまとめます。
発送の目的と適した発送方法
発送の目的を最初に整理しましょう。主な目的は「早く届けたい」「費用を抑えたい」「大きくて重い荷物を送る」「中身を守って壊れやすい物を送る」「日用品を定期的に送る」などです。これを軸に、適した発送方法を選びます。
1) 早さを優先したい場合
- 航空便が一般的で、通常は数日から1週間程度で日本到着を目指せます。荷物の容量や重量によって料金が変わるため、事前見積もりを取ると安心です。
2) コストを最優先する場合
- 船便は航空便より基本的に安価です。特に小売りや個人の個数が多い場合、船便を組み合わせることで全体のコストを抑えられます。配送日数は長くなりますが、荷物の量が多い場合には総額で有利になりやすいです。
3) 壊れ物・デリケート品を送る場合
- 梱包の工夫と保険の適用範囲を確認できる代行業者を選ぶと安心です。荷物の取り扱い規定や保険の適用条件を事前に把握しておくと、トラブル時の対応がスムーズになります。
4) 大型・重い荷物を送る場合
- 実重量と体積重量の双方で料金が決まるケースが多いので、サイズの最適化も重要です。荷物の分割や梱包材の工夫でコストを削減できる場合があります。
日本への一般的な発送ルートと流れ
ホーチミンから日本へ荷物を送る際の一般的な流れは、ざっくり次のとおりです。
1) 集荷・受け取り
自宅やオフィスへ配送業者が集荷に来るケースが多いです。荷物の個数・重量を事前に申告し、指定の日に引き取りします。大きな荷物は事前予約が必要な場合があります。
2) 通関準備
日本向けの輸出申告書類を作成します。個人輸出の場合でも、日本側の税関が求める情報(品名・数量・価値・用途・原産国など)を揃えることが重要です。壊れ物・高価品・危険物などは特別な表示や追加書類が必要になることがあります。
3) 輸送手配
航空便・船便のいずれかを選択します。航空便は速く、船便はコストを抑える傾向があります。荷物のサイズ・重量・到着希望日を踏まえ、最適なルートを手配します。
4) 日本到着・通関・受取
日本側の税関を通過後、配送網を通じて受取人へ配達します。受取時には本人確認や関税・消費税の支払いが必要になる場合があります。特に個人輸入で金額が大きい場合には、関税の算定に注意が必要です。
5) アフターサポート
配送中のトラブル連絡先の提供、紛失・破損時の対応、保険適用の手続き案内など、事後のフォローが付く業者を選ぶと安心です。
ポイントとして、日本到着後の受取方法や通関トラブルを避けるため、事前に禁止品・制限品のリストを確認し、正確な品名・価値・用途を申告することが重要です。また、荷物の重量やサイズを正確に測ることが、見積もりの精度を高め、追加料金を避けるコツです。
事前準備と梱包のポイント
ベトナムから日本へ荷物を送る際は、事前準備と梱包の丁寧さがコストと時間の節約につながります。壊れ物の扱いを含む梱包の基本を押さえ、必要書類やラベル作成の作業をスムーズに進めましょう。初心者の方にも分かりやすいポイントに絞って解説します。
梱包ガイドラインと壊れ物の扱い
1. 外装の基本
– 段ボールは強度の高いものを選び、角や底部は二重に補強します。
– 貨物のサイズと重量を考慮し、過度に大きな箱は避け、詰め過ぎて荷崩れしないようにします。
– 箱の外側には荷物の内容を示す簡易な記載を避け、送付先と差出人だけを明示します(内容品の表示は税関要件に従って適切に別紙で管理)。
2. 緩衝材と固定
– 壊れやすい物は、エアークッション、紙を使って周囲を厚めにクッションします。製品の表面を直接ダンボールに接させないよう、十分な緩衝を確保してください。
– 小物は個別に梱包袋、梱包ケース、仕切りで区切り、動かないよう固定します。
3. 重量とバランス
– 同じ箱内で重いものと軽いものを分け、重心を中央に保つようにします。
– 取扱注意ラベル(壊れ物・上積厳禁・強化不要等)は適切な場所に貼付します。
4. 防水・防湿対策
– 雨天・湿度の高い地域を想定し、荷物をビニール袋や防水カバーで包んでおくと安心です。
5. 仕上げの確認
– 内容品リストと箱の封印を確認し、箱の蓋がしっかり閉まっていることを再チェックします。
– 箱の表面には「何を送るか」ではなく「宛先・差出人・追跡番号が分かる情報のみ」を記載します。輸送中の紛失を避けるため、個人情報の取り扱いにも配慮しましょう。
- 送り状(荷送人情報・宛先情報・電話番号の完全記載)
- インボイス(商業請求書)または簡易インボイス:品名、数量、単価、合計金額、原産国を記載
- 梱包明細書:箱ごとの内訳が分かるリスト。複数箱ある場合は箱番号も併記
- 船舶・航空便の番号や追跡情報を記入できる欄の用意
- 税関用の関税コード(HSコード)を特定できる場合は記載
- 適用される特別な許可証や証明書がある場合はそのコピー
- 壊れ物・取り扱い注意を示すラベル(Fragile、This Side Up など)を箱の外側に貼付
- 輸出者・輸入者の署名が必要な場合はサイン欄の用意
- 保険に加入する場合の保険証券番号と補償範囲の確認メモ
ラベル作成のポイント
- 宛先は日本語だけでなく英語表記も併記するケースが多いため、読みやすいフォーマットで作成します。
- 追跡番号・バーコードを箱の外側、見やすい場所に貼ります。
- 同じ内容物でも箱ごとにオリジナルのインボイスを添付する場合があるため、箱番号と対応させたリストを用意します。
- 個人情報保護の観点から、必要最小限の情報を明記します(宛先名・住所・電話番号・インボイス金額程度)。
ヒント:代行サービスを使う場合、代行業者は必要書類を事前に確認してくれる場合が多いので、事前打ち合わせで提出物の不備を減らしましょう。準備が整えば、発送日をスムーズに設定でき、通関遅延のリスクも低くなります。
ベトナムから日本へ格安輸送いたします!航空便・船便に対応した格安・安心通関での輸送についてご提供いたします。
中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ベトナムから日本への輸送料金について
◇輸送料金のレート表(kg単価表記)
ベトナム→日本
【ベトナム輸入・優遇レート】
・4-10kg :1450円/1kg毎
・10-19kg :985円/1kg毎
・20-49kg :590円/1kg毎
・50-99kg :440円/1kg毎
・100-299kg:340円/1kg毎
・300-499kg:330円/1kg毎
・500-999kg:329円/1kg毎
・1000-2000kg:315円/1kg毎
上記料金は、1kg毎のkg単価です。各重量毎の輸送料金レートは右記の例をご参考ください。
別途、上記輸送料金以外に燃油サーチャージが発生します。月別または週別の燃油サーチャージ料金がご利用配送会社別に発生します。
日本通関時に発生する関税、輸入消費税などは配送会社から御社に請求となります。
ご利用の流れ
中国輸入総合研究所は、貿易事業主様の国際貨物を輸送代行する国際物流・国際輸送(航空便)サービスを提供しています。
ベトナム・中国・香港を初め、韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカその他各国からの輸出入に対応しています。
大手クーリエ(Fedex・UPS・DHL)利用により、安定かつスピーディな納品はもちろん、中国物流エクスプレスが提供する圧倒的にローコストな輸送料金により、お取引様の既存の配送コストを削減し、調達コストを削減することにお役立ちさせていただきます。
Step1:出荷貨物準備
ご依頼貨物を出荷元(シッパー)となる現地で、出荷準備(梱包&書類準備)をお願いします。
Step2:シッパー側でご用意した出荷書類(インボイスとパッキングリスト)を当社へメールご展開
お客様毎にご展開させて頂いた特別配送レートを適用した出荷用書類を作成させていただきますので、以下の2点の書類を当社事務局宛にメール添付お願いします。
1.「インボイス」
2.「パッキングリスト」を送付お願いします。
送付先:info@china-trade-labo.com
< インボイス上で情報不足となりやすい項目について>
1.郵便番号(出荷元となるシッパー側)
2.ご担当者名(出荷元となるシッパー側)
3.集荷先の電話番号 (出荷元となるシッパー側))
※上記3点の項目は書類作成上、必須となります。
情報が不足していると書類作成ができないため、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
< パッキングリストの必須情報について>
1.出荷貨物の総段ボール数
2.各段ボールの3辺サイズ:縦cm、横cm 、高さcm を全てご展開。
3.総重量(N.W):梱包後の総重量記載。
※パッキングリスト上に上記3点の情報が不足しているケースがあります。書類作成に必須となりますので、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
※パッキングリストがない場合は、上記3点の情報を出荷元(シッパー)にご確認いただき、情報のご展開お願いします。
< 輸送料金を決定する「適用重量」について>
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社にご展開
当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様(またはシッパー)に メール送付します。
1.頂いた「インボイス」と「パッキングリスト」の不足情報の確認。
2.上記2点を元に、「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」を当社側で作成し、御社ご担当者様(またはシッパーに直接)にメール送付します。
※当社側が作成した「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」で出荷することで、配送料金の支払いは当社側に請求となります。これにより、お客様毎に展開する適用レートで出荷が可能となります。お客様毎の取引条件のもと、当社から配送料金は請求させていただきます。
Step3(補足):(中国のみ)中国税関での輸出通関手続きも問題なく対応が可能となります。
Step4:出荷元・現地より貨物出荷
出荷元・現地の方で、
1.書類の印刷
2.現地の配送会社に集荷依頼を電話連絡
3.集荷担当者に「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了
Step5:貨物の納品・受取
出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)のご連絡。 商品の納品となります。
中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼の際はこちらの情報頂けましたら現地伝票作成可能となります。
ご入力フォーマット
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
<ご展開依頼>
・関税のお支払い請求書の設定登録が必要となります。(事務上2,3営業日要となります)
以下をご展開ください。
関税のお支払い先の
a.請求書発行先のご住所(郵便番号もお願いします)
b.会社名(正式名称と英語表記両方。㈱や㈲などあれば、なければ、なしで問題ないです)
c.電話番号(携帯番号以外の固定回線が必要です。)
d.担当者名
上記情報頂けましたら出荷手配可能となります。中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼お待ちしております。
現在の出荷頻度や出荷コストなどございましたらお知らせ頂けると幸いです。
ご出荷予定日の件
ご出荷予定日はいつ頃を予定日についてもおっしゃっていただけますとスムーズとなります。
以下の上記レートで、ご出荷可能となります。
1.運賃+燃油30-40%前後(2024年近々)※コロナでWTI指数変動しております。
上記、運賃が重量に応じて発生します。
※事前に集荷先の現地郵便番号を、頂戴できればと思います。
集荷地域外の場合、別途1kgあたり50円の集荷地域外のピックアップチャージが
かかります。
※ご出荷前は、段ボールのサイズもご展開くださいませ。
容積重量計算と重量計算の大きい方が採用となります。
2.関税などの諸税について
納品後、配送会社より御社の方に関税などの支払いについては請求書が発行されま
す。
御社の方でお支払いお願い致します。
※運賃などは当社側の方に請求が来ますので、別途、当社と御社間で取引となりま
す。
※関税支払い用の設定をするのに2~3営業日程かかりますので、こちらが手配でき次
第のご依頼となりますので予めご了承ください。
その他の費用は特に通常ございません。
集荷地域外のピックアップチャージや大型サイズの場合、または配送会社の規定内で
別途費用がかかった際は、実費請求させて頂きます。木材梱包の場合は別途手数料がかかります。
お取引の流れについてもご案内させて頂きます。
コストに問題がなければ、お電話でご案内させて頂きます。
お取引の流れにつきまして(詳細版)
1.(現地工場) インボイスとパッキングリストのご用意
2.(御社→当社)上記1のファイルを当社宛にメール添付お願い致します。
3.(当社→御社)出荷書類を現地工場または、御社にメール添付します。
3の書類を現地工場に展開お願いします。
4.(現地工場) 現地配送会社に集荷依頼をかけて呼んでください。出荷書類を印刷
して、印刷した書類と貨物と一緒に引き渡しをお願い致します。
5.(御社)出荷完了後、御社ご指定納品先に納品となります。
1~5の流れで以上となります。
※1.原則、展開のレートとなりますが、配送会社の方で、「集荷地域外、もしくは遠
隔地配達地域」の場合は、
別途、最低2600円か50円/1kgが加算される形となります。大手クーリエからその他事
由による特別な項目でチャージを請求された場合は、実費請求させて頂きます。
※また、重量か容積重量が32kg以上の場合は、1段ボールあたり600円の別途チャージ
がかかります。
<流れ・詳細>
1.(御社側):インボイスとパッキングリストを当社までファイル添付お願いしま
す。
※インボイスは当社作成の書式をご活用ください。
※内容としては、以下の情報のご記載がある書式でお願いします。
・「重量」
・「容積重量」
・「商品名(英語)※商品が何かわかるようにお願いします。」
・シッパー情報(会社名、郵便番号、住所(集荷先住所)、担当者名、電話番号、
emailアドレス
※住所は、郵便番号も必ずお願いします。
・単価(インボイス記載の単価)
を網羅してください。
2.(当社):出荷書類となる「送り状」と「インボイス」のファイルをシッパーまた
は御社に送ります。
3.(当社):2と同時にメールで以下の内容を伝えます。
3-1:送り状とインボイスデータを印刷して、貨物の上に置いておくように指示し
ます。
3-2:当日中(集荷の時間帯が遅い場合は翌日)に 配送会社担当者を現地で集荷に
来て
もらうように電話で依頼をしてもらうようにシッパー側に指示します。
4.(配送会社):配送会社が集荷に行きます。集荷完了。
5.(当社):集荷が完了して、追跡番号が反映されます。追跡番号は出荷書類と一緒
に連絡させて頂きます。
6.御社に納品となります。
輸送期間について
配達日数(ベトナム→日本)
配達日数は現地出荷日より3~4日程度となります。
通関事情、天候その他諸事情などで配達が少し遅れる場合もございます。予めご了承ください。
中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
発生する費用項目について
1.輸送料金+燃油サーチャージ(当社→御社に請求)
2.日本通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など。(配送会社より→御社に請求)
輸送料金を決定する「適用重量」について
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
ワシントン条約の危険品についての知識
あ行 圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
か行 火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手 ・氷
さ行 証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書 ・磁石
た行 刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
な行 ナマモノ・肉類
は行 宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
ま行 麻薬
や行 薬品類・有価証券
ら行 酪農品・ライター
わ行 藁・ワシントン条約品目
上記、記載商品以外にも出荷できない品目もございますので詳細は直接お問い合わせください。
取扱品目の制限・価格制限がある場合もございます。
以上がベトナムから日本へ格安配送する方法になります
ベトナムから日本へ早くて安く荷物を送れる発送代行会社を紹介
ベトナムから日本へ荷物を送る際、速度と費用の両立を実現するには、発送代行会社の選び方が重要です。ここでは、初めてでも分かりやすい言葉で、リードタイムを短く保ちつつコストを抑えるコツと、信頼できる代行会社の特徴を紹介します。特に中小の個人利用からビジネス規模の小口輸送まで、幅広いケースに対応できるポイントをまとめました。
リードタイムとコストのバランスを左右する要因
リードタイム(到着までの期間)と送料の金額は、航空便の活用度、通関のスムーズさ、集荷と配送の網羅性、保険の有無などで決まります。速度を優先すると航空便が中心となり、費用が上がりがちです。一方で、船便は安いことが多いものの日数が長くなります。代行会社は航空・船便の組み合わせや、港・空港の物流ハブを活用して、最適なミックスを提案します。
船便・航空便の基本的な料金の目安
目安として、同等の荷物サイズ・重量での比較をすると、船便は航空便のおおむね50〜70%程度の費用になることが多いです。ただし繁忙期や通関遅延、港湾混雑などの要因で変動します。航空便は到着まで3〜7日程度が一般的な目安ですが、税関手続きや荷受け手続きの遅れがあると前後します。代行会社はこの差を最小化するルートを選択します。
業者の種類と選び方のポイント
– 総合型代行会社: 通関・集荷・配送まで一括して任せられ、初心者向き。日本の配送網が強く、日割りの見積りも出しやすい。
– 専門型(国際小口輸送のみ): コストを抑えたい個人・小企業向け。発送量が安定していなくても柔軟に対応してくれる。
– 海外現地提携型: 現地のネットワークを活かして集荷が迅速。日本側の受取人対応もスムーズ。
選ぶ際のポイントは、見積りの透明性、荷物追跡の有無、通関サポートの充実度、保険オプション、そして実績と評判です。
低コストを実現する具体的な戦略
1) 事前の正確な重量・サイズ計測と梱包の工夫で過剰料金を避ける。
2) 軽量・薄物の工夫や、複数口をまとめて発送することで割引を引き出す。
3) 通関書類の不備をなくしてNAV(ノンストップ)を狙う。
4) 航空便と船便の組み合わせを提案してもらい、緊急性の高いものだけ航空便にする。
5) 保険は必要最低限の補償額に設定し、過剰な保険料を避ける。
実際に使える代行会社の特徴と注意点
– 透明な料金体系と実際の着荷日を提示してくれること。
– 集荷依頼から日本の受取までの全体の流れを明確に案内してくれること。
– 現地のパートナー網が強く、遅延時の連絡が迅速なこと。
– 日本国内の配送網が整っており、受取人への通知や再配達対応がスムーズなこと。
– 万が一の紛失・破損時の保険対応が分かりやすいこと。
料金比較と依頼時のチェックリスト
料金を比較する際は、以下をチェックします。
– 基本料金(発送元・目的地・荷物の重さとサイズ)
– 燃料サーチャージ・追加サービス料の有無
– 集荷・港・空港関連の手数料
– 通関サポート費用と通関遅延時の追加料金の有無
– 保険料金と補償範囲
見積もりは複数社から取り、同条件で比較してください。出荷タイミングが近い場合は、実績豊富な代行会社に絞ると安心です。
航空便と船便は航空便輸送がメリットが高い可能性がある理由
ベトナムから日本へ荷物を送るとき、選択肢は大きく分けて航空便と船便の二つです。結論を先に言うと、多くのケースで航空便のほうが総合的なメリットが高いと感じられます。以下のポイントを押さえて、自分の荷物に合った配送方法を選びましょう。
到着までのリードタイムが短い
航空便は通常、船便に比べて到着までの時間が大幅に短くなります。ベトナムのホーチミン発日本着のケースで、一般的には数日から1週間程度で到着します。一方、船便は港間の輸送+倉庫滞在を含めて1〜数週間かかることが珍しくありません。急ぎで届く必要がある場合、航空便は圧倒的に有利です。
荷物の取り扱いの安定性と追跡のしやすさ
航空便は航空輸送網が確立されており、定時便が組まれやすいのが特徴です。多くの航空貨物は追跡情報が豊富で、荷物が今どこにあるかをリアルタイムで確認しやすいです。輸送中の紛失リスクが低く、到着時のトラブル対応もしやすい傾向があります。
重量・サイズの柔軟性と保険の適用範囲
航空便は重量や体積の条件が比較的明確で、実重量に基づく料金設定になりやすいです。小さく軽い荷物は特にコストパフォーマンスが高く、壊れやすい品物でも保険をかけやすいのが特徴です。船便と比べて高額な保険料が発生しにくいケースもあり、総コストを抑えやすい場面が多いです。
日本側の受け取りと再配送の柔軟性
航空便は日本国内の配達網との連携が強く、受取時の日時指定や再配達の調整がしやすいメリットがあります。急な受け取り要望にも対応しやすく、荷物の受取ストレスを減らせます。
荷物の用途と性質に合わせた最適化
壊れやすい品物や高価な電子機器など、取り扱いに注意が必要な荷物は、航空便のほうが壊損リスクを抑えやすい運用が可能です。輸送中の振動や海上の揺れを避けられる点は大きなメリットになります。
コストの見極めポイント
一概に航空便が安いとは言えませんが、急ぎでない荷物や、重量が軽い・小さめの荷物、壊れやすい品の保険を付けたい場合、航空便の総コストが船便より有利になることがあります。見積もりを取る際は、以下を比較しましょう。
・総重量と体積重量のどちらが課金基準になるか
・保険料と補償範囲
・到着日数と配達の柔軟性
船便を選ぶべきケースはどんなときか
一度に大量の荷物を運ぶ場合や、重量が非常に重い物品、急を要さないダイレクト配送を前提とする場合は船便が有利になるケースもあります。特に長期在庫を前提にコストをどう抑えるかが鍵となる場合には、船便の方が総費用を抑えやすいことがあります。
まとめ:最適な選択は状況次第
結論として、急ぎ・壊れやすい・少量の荷物、追跡・受取の柔軟性を重視する場合は航空便が総合的にメリットが高いです。大量輸送・重量物・長期在庫でコスト最適化を狙う場合は船便の検討も必要です。最適な選択をするには、荷物の性質・重量・到着希望日・保険希望の有無を踏まえ、複数の代行業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。
発送手順の具体的な流れ
ベトナムから日本へ荷物を送るとき、実際にどんな手順で進むのかを知っておくと、費用も日数も見通しが立ちやすくなります。ここでは集荷依頼から引取り、通関・出荷、そして日本到着後の受取までの流れを、初めての方にも分かりやすくまとめました。ポイントは、事前準備と適切な代行業者の選択にあります。特にコストを抑えたい場合は、重量・体積の最適化と、適切な保険の選択が大きな差を生み出します。
集荷依頼と荷物の引取り手順
まずは荷物を発送するための集荷依頼をします。荷物の種類・サイズ・重量を正確に計測し、写真で記録しておくと、後の通関手続きや料金見積もりがスムーズです。代行業者を利用する場合は、オンラインまたは電話で集荷日時を決定します。集荷当日、ドライバーが指定住所まで荷物を引き取りに来ます。引取時には荷物の個数・重さ・大きさを確認し、荷物の外装に破損がないかを一緒にチェックします。壊れやすいものは「壊れ物注意」「上積厳禁」などの表示を貼り、緩衝材を追加しておくと安心です。引取り後は、伝票の控えと追跡番号を受け取り、荷物の流れをリアルタイムで追跡できるようになります。
通関手続きと出荷手続き
次に重要なのが通関手続きと出荷手続きです。ベトナム出荷時には、品名・数量・価値・原産地を正確に申告する必要があります。一般的には荷主情報、送り先情報、インボイス、梱包明細、輸出許可が必要な場合の追加書類を揃えます。通関は国際物流の要で、適切なHSコードの設定と関税・税の計算が発生します。代行業者が代行してくれる場合、必要書類をオンラインで提出し、船便・航空便の選択肢を提案してくれます。出荷手続きは、出荷承認を受け、保険をかけるかどうかの判断を含みます。荷物が発送に進むと、追跡番号が有効になり、出荷日と到着日のおおよその目安が示されます。
日本到着後の受取・配達の流れ
日本に到着した荷物は現地の税関を通過します。関税や消費税の計算が発生する場合があり、着払いになるケースもあります。通関が完了すると、国内配送へと移ります。受取人は宅配便の配送通知を受け取り、指定の時間帯に自宅や最寄りの配送拠点で荷物を受け取ります。受取時には本人確認書類が求められることが多いので、事前に準備しておくとスムーズです。海外発送は国際配送だからと「待ち時間が長い」印象を持ちがちですが、信頼できる代行業者を利用すれば、追跡情報の更新頻度が高く、トラブル時の連絡も迅速です。受取後の返送や再配送が必要にならないよう、住所・連絡先の正確性を再確認しましょう。
ベトナムから日本へ格安輸送いたします!航空便・船便に対応した格安・安心通関での輸送についてご提供いたします。
中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ベトナムから日本への輸送料金について
◇輸送料金のレート表(kg単価表記)
ベトナム→日本
【ベトナム輸入・優遇レート】
・4-10kg :1450円/1kg毎
・10-19kg :985円/1kg毎
・20-49kg :590円/1kg毎
・50-99kg :440円/1kg毎
・100-299kg:340円/1kg毎
・300-499kg:330円/1kg毎
・500-999kg:329円/1kg毎
・1000-2000kg:315円/1kg毎
上記料金は、1kg毎のkg単価です。各重量毎の輸送料金レートは右記の例をご参考ください。
別途、上記輸送料金以外に燃油サーチャージが発生します。月別または週別の燃油サーチャージ料金がご利用配送会社別に発生します。
日本通関時に発生する関税、輸入消費税などは配送会社から御社に請求となります。
ご利用の流れ
中国輸入総合研究所は、貿易事業主様の国際貨物を輸送代行する国際物流・国際輸送(航空便)サービスを提供しています。
ベトナム・中国・香港を初め、韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカその他各国からの輸出入に対応しています。
大手クーリエ(Fedex・UPS・DHL)利用により、安定かつスピーディな納品はもちろん、中国物流エクスプレスが提供する圧倒的にローコストな輸送料金により、お取引様の既存の配送コストを削減し、調達コストを削減することにお役立ちさせていただきます。
Step1:出荷貨物準備
ご依頼貨物を出荷元(シッパー)となる現地で、出荷準備(梱包&書類準備)をお願いします。
Step2:シッパー側でご用意した出荷書類(インボイスとパッキングリスト)を当社へメールご展開
お客様毎にご展開させて頂いた特別配送レートを適用した出荷用書類を作成させていただきますので、以下の2点の書類を当社事務局宛にメール添付お願いします。
1.「インボイス」
2.「パッキングリスト」を送付お願いします。
送付先:info@china-trade-labo.com
< インボイス上で情報不足となりやすい項目について>
1.郵便番号(出荷元となるシッパー側)
2.ご担当者名(出荷元となるシッパー側)
3.集荷先の電話番号 (出荷元となるシッパー側))
※上記3点の項目は書類作成上、必須となります。
情報が不足していると書類作成ができないため、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
< パッキングリストの必須情報について>
1.出荷貨物の総段ボール数
2.各段ボールの3辺サイズ:縦cm、横cm 、高さcm を全てご展開。
3.総重量(N.W):梱包後の総重量記載。
※パッキングリスト上に上記3点の情報が不足しているケースがあります。書類作成に必須となりますので、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
※パッキングリストがない場合は、上記3点の情報を出荷元(シッパー)にご確認いただき、情報のご展開お願いします。
< 輸送料金を決定する「適用重量」について>
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社にご展開
当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様(またはシッパー)に メール送付します。
1.頂いた「インボイス」と「パッキングリスト」の不足情報の確認。
2.上記2点を元に、「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」を当社側で作成し、御社ご担当者様(またはシッパーに直接)にメール送付します。
※当社側が作成した「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」で出荷することで、配送料金の支払いは当社側に請求となります。これにより、お客様毎に展開する適用レートで出荷が可能となります。お客様毎の取引条件のもと、当社から配送料金は請求させていただきます。
Step3(補足):(中国のみ)中国税関での輸出通関手続きも問題なく対応が可能となります。
Step4:出荷元・現地より貨物出荷
出荷元・現地の方で、
1.書類の印刷
2.現地の配送会社に集荷依頼を電話連絡
3.集荷担当者に「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了
Step5:貨物の納品・受取
出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)のご連絡。 商品の納品となります。
中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼の際はこちらの情報頂けましたら現地伝票作成可能となります。
ご入力フォーマット
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
<ご展開依頼>
・関税のお支払い請求書の設定登録が必要となります。(事務上2,3営業日要となります)
以下をご展開ください。
関税のお支払い先の
a.請求書発行先のご住所(郵便番号もお願いします)
b.会社名(正式名称と英語表記両方。㈱や㈲などあれば、なければ、なしで問題ないです)
c.電話番号(携帯番号以外の固定回線が必要です。)
d.担当者名
上記情報頂けましたら出荷手配可能となります。中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼お待ちしております。
現在の出荷頻度や出荷コストなどございましたらお知らせ頂けると幸いです。
ご出荷予定日の件
ご出荷予定日はいつ頃を予定日についてもおっしゃっていただけますとスムーズとなります。
以下の上記レートで、ご出荷可能となります。
1.運賃+燃油30-40%前後(2024年近々)※コロナでWTI指数変動しております。
上記、運賃が重量に応じて発生します。
※事前に集荷先の現地郵便番号を、頂戴できればと思います。
集荷地域外の場合、別途1kgあたり50円の集荷地域外のピックアップチャージが
かかります。
※ご出荷前は、段ボールのサイズもご展開くださいませ。
容積重量計算と重量計算の大きい方が採用となります。
2.関税などの諸税について
納品後、配送会社より御社の方に関税などの支払いについては請求書が発行されま
す。
御社の方でお支払いお願い致します。
※運賃などは当社側の方に請求が来ますので、別途、当社と御社間で取引となりま
す。
※関税支払い用の設定をするのに2~3営業日程かかりますので、こちらが手配でき次
第のご依頼となりますので予めご了承ください。
その他の費用は特に通常ございません。
集荷地域外のピックアップチャージや大型サイズの場合、または配送会社の規定内で
別途費用がかかった際は、実費請求させて頂きます。木材梱包の場合は別途手数料がかかります。
お取引の流れについてもご案内させて頂きます。
コストに問題がなければ、お電話でご案内させて頂きます。
お取引の流れにつきまして(詳細版)
1.(現地工場) インボイスとパッキングリストのご用意
2.(御社→当社)上記1のファイルを当社宛にメール添付お願い致します。
3.(当社→御社)出荷書類を現地工場または、御社にメール添付します。
3の書類を現地工場に展開お願いします。
4.(現地工場) 現地配送会社に集荷依頼をかけて呼んでください。出荷書類を印刷
して、印刷した書類と貨物と一緒に引き渡しをお願い致します。
5.(御社)出荷完了後、御社ご指定納品先に納品となります。
1~5の流れで以上となります。
※1.原則、展開のレートとなりますが、配送会社の方で、「集荷地域外、もしくは遠
隔地配達地域」の場合は、
別途、最低2600円か50円/1kgが加算される形となります。大手クーリエからその他事
由による特別な項目でチャージを請求された場合は、実費請求させて頂きます。
※また、重量か容積重量が32kg以上の場合は、1段ボールあたり600円の別途チャージ
がかかります。
<流れ・詳細>
1.(御社側):インボイスとパッキングリストを当社までファイル添付お願いしま
す。
※インボイスは当社作成の書式をご活用ください。
※内容としては、以下の情報のご記載がある書式でお願いします。
・「重量」
・「容積重量」
・「商品名(英語)※商品が何かわかるようにお願いします。」
・シッパー情報(会社名、郵便番号、住所(集荷先住所)、担当者名、電話番号、
emailアドレス
※住所は、郵便番号も必ずお願いします。
・単価(インボイス記載の単価)
を網羅してください。
2.(当社):出荷書類となる「送り状」と「インボイス」のファイルをシッパーまた
は御社に送ります。
3.(当社):2と同時にメールで以下の内容を伝えます。
3-1:送り状とインボイスデータを印刷して、貨物の上に置いておくように指示し
ます。
3-2:当日中(集荷の時間帯が遅い場合は翌日)に 配送会社担当者を現地で集荷に
来て
もらうように電話で依頼をしてもらうようにシッパー側に指示します。
4.(配送会社):配送会社が集荷に行きます。集荷完了。
5.(当社):集荷が完了して、追跡番号が反映されます。追跡番号は出荷書類と一緒
に連絡させて頂きます。
6.御社に納品となります。
輸送期間について
配達日数(ベトナム→日本)
配達日数は現地出荷日より3~4日程度となります。
通関事情、天候その他諸事情などで配達が少し遅れる場合もございます。予めご了承ください。
中国輸入総合研究所では、ベトナムから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
発生する費用項目について
1.輸送料金+燃油サーチャージ(当社→御社に請求)
2.日本通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など。(配送会社より→御社に請求)
輸送料金を決定する「適用重量」について
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
ワシントン条約の危険品についての知識
あ行 圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
か行 火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手 ・氷
さ行 証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書 ・磁石
た行 刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
な行 ナマモノ・肉類
は行 宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
ま行 麻薬
や行 薬品類・有価証券
ら行 酪農品・ライター
わ行 藁・ワシントン条約品目
上記、記載商品以外にも出荷できない品目もございますので詳細は直接お問い合わせください。
取扱品目の制限・価格制限がある場合もございます。
以上がベトナムから日本へ格安配送する方法になります
税関・関税・規制の注意点
ベトナム発・日本行きの荷物を安く早く届けるには、税関・関税・規制のルールを正しく理解して事前準備を整えることが欠かせません。今回は「禁止・制限品と申告方法」「税関の計算と関税の目安」の2点に絞って、初心者にもわかりやすく具体例を交えて解説します。
禁止・制限品と申告方法
まず覚えておきたいのは、国ごとに輸入を認めるものと認めないものがあることです。日本には以下のような品目があり、個人輸入でも慎重な対応が必要です。
1) 禁止品材: 武器、爆発物、薬物、麻薬、偽造品、コピー商品などは絶対に日本へ持ち込めません。見つかった場合は没収され、罰則の対象にもなります。
2) 制限品材: 化学薬品、刃物、大型家電、動植物、食品・嗜好品の一部は、数量・用途・輸入目的によって制限があります。数量超過・用途不明・ラベル不正などがあると通関で止められることがあります。
3) ペット・植物・食品の特例: 動物検疫・植物検疫・食品衛生法の検査を経る場合があります。事前に必要書類を揃え、検疫手続きを済ませておくとスムーズです。
申告方法の基本は以下のとおりです。
– 実際に荷物を受け取る日本側の受取人が、到着後に税関申告書類を提出します。通関業者を利用する場合は、代行してもらえるケースが多いです。
– 現地の発送時点で「内容物の正確な説明」「数量」「価値」「用途」を明記したインボイス(商業票)と梱包明細を同梱します。特に個人輸入の場合、商品名を具体的に記載することが通関の円滑化につながります。
– 価値の申告は現地市場価格を基準にしますが、海外発送代行会社の経験値を活用して過大評価・過小評価を避けましょう。適正な申告が後のトラブルを防ぎます。
– 税関で追加情報が求められる場合に備え、購入日、使用用途、製造国、成分表、製造元の連絡先を準備しておくと安心です。
初心者向けのコツ
– 禁止・制限品を避ける基本原則を徹底する。特に電子機器の輸入は国内規制の対象となるケースが多いので事前に確認。
– 申告書類は正確・分かりやすく。曖昧な表現は避け、英語または日本語の双方で記載できる場合は併記。
– 通関トラブルを避けるため、専門の通関業者に事前相談して、禁止品リストの最新版を確認する。
税関の計算と関税の目安
関税・消費税の計算は「貨物の分類(HSコード)」と「課税価格」に基づきます。日本の通関は複雑に見えますが、基本の考え方はシンプルです。
1) 課税価格の算出
– 実際の購入価格(FOB/ CIF/物流費を含むかは品目により異なる)に、輸送費・保険料を加算した金額を課税対象とすることが一般的です。ただし個人輸入の場合は、出荷国から日本国内までの輸送費や保険料の扱いが代行業者ごとに異なる場合があります。事前に見積りを確認しましょう。
2) 税率の適用
– 品目ごとに設定された関税率が適用されます。食品・衣料・雑貨などカテゴリによって税率が異なり、同じ商品でも用途や材質で変わることがあります。税率は0%~約30%程度が一般的です。加えて消費税(日本国内の8%または10%)が別途課されます。
3) 申告額の実務ポイント
– 実務上は「関税額 = 課税価格 × 税率」、そのうえで消費税が掛かります。通関時に税関が査定し、場合によっては価値を引き上げられることもあります。過大な自己申告は後日トラブルのもとになるので、正確な価格情報を提供することが重要です。
実務のコツ
– 事前に輸出元・輸入元双方の品目分類(HSコード)を確定しておくと、関税の見積りがスムーズになります。多くの代行会社はHSコードの適用ミスを避けるアドバイスをくれるので、相談してみましょう。
– 輸入申告時の関税・消費税の目安を、代行会社の見積りと照合しておくと、受け取り時の予算感がつかみやすくなります。
– アリバイ的な書類(インボイス、梱包明細、写真付きリスト)を揃えておくと、税関審査が早く進み、予期せぬ遅延を避けられます。
コストを抑えるコツと見積りの取り方
ベトナムから日本へ荷物を安く送るなら、まず「見積りを正しく取ること」と「荷物自体のコストを抑える工夫」が鍵です。発送量が増えるほど単価が下がるケースが多く、複数の業者を比較して最適な組み合わせを選ぶことで大きな節約につながります。ここでは、見積りの取り方と比較ポイント、そして重量・サイズの最適化と保険選びのコツをわかりやすく解説します。
見積りの取り方と比較ポイント
見積りを取るときは、以下の情報を正確に伝えましょう。これにより実際の費用と相違が出にくくなり、比較もしやすくなります。
1) 荷物の内容と価値: 品名、個数、総重量、サイズ(縦・横・高さ)、発送用途(個人 Valuables かどうか)を明記。
2) 集荷と発送の希望条件: 集荷日時の希望、ドア to ドアか、港渡しのみか、到着地の指定があるか。
3) 目的地の詳細: 日本国内の配送先住所、配達希望日、受取時の署名要件など。
4) 保険の有無と補償額の希望: 高額品や壊れやすい物は保険を検討。補償範囲と自己負担額を確認。
5) オプションの選択肢: 通関サポート、梱包材の提供、追跡サービス、代行業務の有無。
比較時のポイント
– 基本料金と個別料金の内訳を確認(集荷費、輸送費、通関費、保険料、配達費など)
– 実際の総額と税金・関税の見込みを含めた“最終見積り”を取得
– リードタイムの差を費用対効果で評価(安いが到着が遅い場合、急ぎの荷物には適さない)
– 信頼性とサポート体制(問い合わせのレスポンス速度、トラブル時の対応力)を数値や口コミで確認
複数社の見積りを取り、同条件で比較するのが鉄則です。荷物ごとに最適な組み合わせ(船便/航空便、保険有無、代行サービスの利用)を選ぶことで総コストを抑えられます。
重量・サイズの最適化と保険の選択
コストを抑える基本は「重量と体積のバランス」です。船便は重量と体積の両方がコストに直結します。箱の選択は以下を意識しましょう。
– 梱包材の過剰梱包を避け、ぴったりのサイズの箱を選ぶ。中身が動かないように緩衝材は適量。空洞が大きすぎると船便の料金が上がる原因になります。
– 同梱は避けられる場合、別発送のほうが費用対効果が高いことも。小さく分けることで高額になるケースと、逆に割安になるケースを比較。
– 重量の軽い梱包材を選ぶ。樹脂や紙ベースの梱包材はコストと耐久性のバランスを見ながら選択。
保険の選択は、値段と補償のバランスで決めます。高価な品物や壊れやすい荷物は保険を付ける価値が高いです。目安としては、荷物の総額の1〜2%程度を保険料として見積もると現実的です。ただし、保険には免責額が設定されている場合が多いので、実際の補償額と自己負担額を比較して決定してください。
重量とサイズの最適化を図る際には、複数の業者に同条件で見積りを出してもらい、最も費用対効果が高い組み合わせを選びましょう。小さく軽い箱にすることで送料を抑えられる場合がありますが、安易に詰め込みすぎて破損リスクが高まらないよう、適切な梱包を心掛けてください。
ベトナム発・日本向けの輸送代行会社の紹介
ベトナムから日本へ荷物を安く早く届けたいと考える方にとって、輸送代行会社の選び方は重要です。代行会社は集荷・通関・配送までを一括で手配してくれるため、初心者でも安心して利用できます。ここでは代表的な代行会社の特徴、料金体系とサービスの比較ポイント、申込みの手順と注意点を、初めての方にもわかりやすい言葉で解説します。
代表的な代行会社の特徴
代行会社には大手~地場系までさまざまなタイプがあります。ポイントは「集荷・通関・配達までをワンストップで提供」「日本側の配送網が安定している」「荷物の種類に応じた柔軟な対応」があるかどうかです。代表的な特徴としては次のとおりです。
1) 総合型の大手代行会社: 海外発送の実績が豊富で、集荷から日本到着後の受取までほぼ全工程をオンラインで追跡できます。荷物のサイズ・重量の許容範囲が広く、保険オプションが充実しています。英語・日本語対応スタッフが常駐しており、初めての方でも問い合わせしやすいのが強みです。
2) 専門型の輸出入仲介業者: 通関の実務経験が豊富で、複雑な書類作成や関税の計算などを丁寧にサポートします。特に一般貨物だけでなく、壊れ物・危険物・食品などの取扱いに強いケースが多く、特定の商材を送る場合に有利です。
3) 低価格重視の代理店: コストを抑えるためにシンプルな手続き・オンライン完結型のサービスを打ち出しています。安さを優先する分、トラブル時の対応範囲が限定されるケースもあるため、保険とサポートの条件を事前に確認しましょう。
4) ロジスティクス中継型サービス: 航空便・船便の組み合わせや現地倉庫保管を提供。大量の荷物や周期的な発送に向くほか、船便の安さを活かすプランがある場合があります。
料金体系とサービスの比較ポイント
料金は「基本料金+重量・体積に応じた運賃+追加オプション」で構成されます。比較時のポイントは次のとおりです。
1) 基本料金の妥当性: 申込時に表示される初期費用が適正かを確認。安すぎる場合は追加費用が後から発生するケースがあるため注意。
2) 重量・体積の計算方法: 実重量か容積重量のどちらを採用するか、またどのくらいの荷姿で算定されるかを確認。後者は特に船便で影響が大きいです。
3) 船便・航空便の選択肢: 船便は安価ですが到着までの時間が長く、航空便は速いが費用が高め。用途に合わせて適切なプランを選びましょう。
4) 保険と補償: 万が一の破損・紛失に対する補償範囲と金額上限を必ずチェック。荷物の性質に応じて保険オプションを付けると安心です。
5) 追加サービス: 集荷日時の柔軟性、荷物の個別ラベリング、電話・メールでのサポート、トラブル時の対応速度など。小さな差が総費用の差に直結します。
6) 通関サポートの有無: 書類作成のサポートを含む場合、初めての方には特に有利。税関の問い合わせ対応も重要な要素です。
申込みの手順と注意点
申込みはシンプルです。以下の順で進めるとスムーズです。
1) 荷物情報を整理: 内容物、重量、寸法、必要書類を事前にリスト化。壊れ物や高価品は特記事項として記載します。
2) 見積りを取得: 複数社から見積りを取り、基本料金・総額・保険条件・配送日数を比較します。
3) 代行会社を選定: 自分の荷物特性と予算、納期に合う会社を選びます。日本到着後の受取方法も確認しておくと安心です。
4) 集荷日を確定: 集荷の場所・時間帯を指定します。柔軟性があるかどうかを事前に確認しましょう。
5) 書類提出と通関準備: 輸出入に必要な書類をオンラインで提出します。通関に支障がないよう、商品コード・HSコードの適用を正確に。
6) 追跡と連絡: 集荷後は追跡番号を活用して状況を随時チェック。問題があれば速やかに連絡を取ります。
注意点:
– 禁止品・制限品には特に注意。日本の受入許可が下りない場合、返送や没収になることがあります。
– 高額品・壊れやすい品は保険の適用範囲と補償金額を事前に確認。梱包次第で保険適用可否が変わることがあります。
– 通関の遅延を避けるため、書類の記載は正確かつ最新の情報を使いましょう。必要書類の提出期限を守ることが重要です。
ベトナム発・日本向けの輸送代行は、初めての方でも使えるサポート体制が整っています。荷物の性質と希望の納期を伝えれば、最適なプランと料金で提案してくれるはずです。私たちの経験豊富なスタッフは、あなたのニーズに合わせてコスト削減とスムーズな配送を実現します。まずは見積りからご相談ください。
中国輸入総合研究所では、中国輸入代行ビジネスのこれらの問題をすべて解決するリソースを持っています。お気軽にお問い合わせ内容に合わせてご相談ください。
中国輸入代行ビジネス攻略のアプローチ
中国輸入代行サービス(タオバオ・アリババ仕入れ代行)
中国OEM・OEM代行サービス
Amazonコンサルティング
Amazon運営代行サービス
海外物流代行サービス
まとめ
中国輸入代行を利用することで、語学の壁や輸入の複雑性を乗り越え、スムーズに商品を輸入することができます。信頼できる代行業者を見つけ、サービス内容と料金をしっかり確認した上で、あなたのビジネスに最適な輸入プロセスを構築しましょう。次のステップとして、具体的な業者選びの基準を理解し、見積もりの依頼から始めてください。
中国輸入代行における格安業者の利用は、コスト削減と効率化を実現する有効な手段ですが、
サービスの質やサポート体制、隠れたコストなど、総合的な観点から慎重に業者を選定することが重要です。
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