荷物の梱包ポイントと実務
日本からカナダへ荷物を送る際には、梱包のポイントをしっかり抑えると破損リスクを減らし、輸送費用の最適化にもつながります。ここでは一般荷物の梱包のコツと、重量・体積の測定・記録の実務について、初心者にもわかりやすく解説します。実務で使える具体例とともに、ご依頼いただく代行会社への伝え方もあわせてご紹介します。
一般荷物の梱包ポイント
1) 破損リスクを抑える下地づくり
– 専用のダンボールを選ぶ。中身の重量に対して強度のある段ボールを選び、二重梱包を検討すると安心。
– 壊れやすいものは「緩衝材」を厚めに。プチプチやエアキャップ、ウレタン材を中身と周りに隙間なく詰める。縦横の隙間は80%程度を埋める感覚で詰めると安定します。
– 外側の箱は水濡れ対策を。防水テープやビニールで包み、コーナー部は衝撃を吸収する布材で補強。
1) 重量の測定方法
– 使用ツール:デジタル計量カート、家庭用秤、または配送業者が提供する荷物計測機。
– 測定手順:箱の外寸を測定する前に荷物を実際に載せ、箱ごとの総重量を測定。量る前に箱を完全に閉じ、蓋が固定されていることを確認する。
– 注意点:梱包材・緩衝材を含めた総重量を記録。別途、箱の中身が壊れやすい場合は分散重量を記録しておくと良い。
- 梱包時に得られた重量・体積データは、見積り比較の基礎データになります。複数の運送会社へ見積りを取る際には、同じ条件で比較できるよう、箱の寸法・総重量・中身の内訳を正確に伝えましょう。
- 当社の代行サービスをご利用いただく場合は、梱包のアドバイスと、重量・体積データの整合性をチェックするサポートをセットで提供します。最適な梱包方法と費用削減のプランをご提案しますので、まずはご相談ください。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
日本からカナダへの輸送料金について
◇輸送料金のレート表(kg単価表記)
日本→カナダ
※UPS最速サービスレベル・追跡番号付になります。※
※郵政のEMS・国際eパケット・航空便・SAL便・船便にも対応しておりますのでこちらご希望の方はおっしゃってくださいませ。
※UPS最速サービスレベル・追跡番号付※
【カナダ輸出・優遇レート】
・1kg :4,030円
1.5kg :4,451円
2kg :4,963円
2.5kg :5,409円
3kg :5,889円
3.5kg :6,271円
4kg :6,701円
4.5kg :7,164円
5kg :7,580円
5.5kg :7,674円
6kg :7,878円
6.5kg :8,160円
7kg :8,317円
7.5kg :8,601円
8kg :8,727円
8.5kg :8,867円
9kg :9,087円
9.5kg :9,306円
10kg :9,464円
10.5 :18,790円
11kg : 19,257円
11.5kg:19,526円
12kg : 19,760円
12.5kg: 20,094円
13kg : 20,431円
13.5kg: 20,798円
14kg : 21,132円
14.5kg: 21,432円
15kg : 21,904円
15.5kg: 22,204円
16kg : 22,571円
16.5kg: 22,877円
17kg : 23,242円
17.5kg: 23,578円
18kg : 23,946円
18.5kg: 24,183円
19kg : 24,449円
19.5kg: 24,851円
20kg : 25,388円
・21-49kg :900円/1kg毎
・50-99kg :710円/1kg毎
・100-299kg:620円/1kg毎
・300-499kg:615円/1kg毎
・500-999kg:610円/1kg毎
・1000-5000kg:605円/1kg毎
上記料金は、1kg毎のkg単価です。各重量毎の輸送料金レートは右記の例をご参考ください。
別途、上記輸送料金以外に燃油サーチャージが発生します。月別または週別の燃油サーチャージ料金がご利用配送会社別に発生します。
現地通関時に発生する関税、輸入消費税などは配送会社から荷受人に請求となります。
ご利用の流れ
中国輸入総合研究所は、貿易事業主様の国際貨物を輸送代行する国際物流・国際輸送(航空便)サービスを提供しています。
カナダ・中国・香港を初め、韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカその他各国からの輸出入に対応しています。
大手クーリエ(Fedex・UPS・DHL)利用により、安定かつスピーディな納品はもちろん、中国輸入総合研究所が提供する圧倒的にローコストな輸送料金により、お取引様の既存の配送コストを削減し、調達コストを削減することにお役立ちさせていただきます。
Step1:出荷貨物準備
出荷元となる国内集荷先で出荷準備(梱包&書類準備)をします。
Step2:ご用意した出荷書類(インボイスとパッキング情報)を当社へメールでご展開。
お客様毎にご展開させて頂いた特別配送レートを適用した出荷用書類を作成させていただきますので、以下の2点の書類を当社事務局宛にメール添付お願いします。
1.「インボイス」
2.「パッキングリスト」を送付お願いします。
送付先:info@china-trade-labo.com
< インボイス上で情報不足となりやすい項目について>
1.郵便番号(出荷元となるシッパー側)
2.ご担当者名(出荷元となるシッパー側)
3.集荷先の電話番号 (出荷元となるシッパー側))
※上記3点の項目は書類作成上、必須となります。
情報が不足していると書類作成ができないため、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
< パッキングリストの必須情報について>
1.出荷貨物の総段ボール数
2.各段ボールの3辺サイズ:縦cm、横cm 、高さcm を全てご展開。
3.総重量(N.W):梱包後の総重量記載。
※パッキングリスト上に上記3点の情報が不足しているケースがあります。書類作成に必須となりますので、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
※パッキングリストがない場合は、上記3点の情報を出荷元(シッパー)にご確認いただき、情報のご展開お願いします。
< 輸送料金を決定する「適用重量」について>
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。
当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。
1.頂いた「インボイス」と「パッキングリスト」の不足情報の確認。
2.上記2点を元に、「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」を当社側で作成し、御社ご担当者様にメール送付します。
※当社側が作成した「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」で出荷することで、配送料金の支払いは当社側に請求となります。これにより、お客様毎に展開する適用レートで出荷が可能となります。お客様毎の取引条件のもと、当社から配送料金は請求させていただきます。
Step4:集荷先・国内倉庫に配送会社の担当者が集荷にきて、出荷完了
国内集荷先の方で、
1.書類の印刷
2.配送会社に集荷依頼を電話連絡
3.集荷担当者に「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了
Step5:貨物の納品・受取
出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)のご連絡。 商品の納品となります。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼の際はこちらの情報頂けましたら現地伝票作成可能となります。
ご入力フォーマット
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
上記情報頂けましたら出荷手配可能となります。中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼お待ちしております。
現在の出荷頻度や出荷コストなどございましたらお知らせ頂けると幸いです。
ご出荷予定日の件
ご出荷予定日はいつ頃を予定日についてもおっしゃっていただけますとスムーズとなります。
上記レートで、ご出荷可能となります。
輸出につきましては、インボイスへのご入力返信添付、または
以下の情報をご展開いただければ、出荷書類が作成可能となります。
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
お取引の流れについてもご案内させて頂きます。
お取引の流れにつきまして(詳細版)
<流れ>
1.インボイスをご返信ください。
2.情報問題なければ、集荷予約をかけます。
※最短で荷物の翌営業日に集荷となります。(11:00-17:00くらいで予約します)
<詳細:輸出貨物・お取引の流れにつきまして(日本→輸出国向け)>
集荷までのフローは以下となります。
1.荷物の梱包完了後、ご依頼ください。
2.インボイスとパッキング情報(箱数・重量・箱3辺サイズ)のご用意をお願いしま
す。
※2-1.シッパー(日本側)住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社名、
2-2.コンサイニー住所(納品先:現地住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社
名)をご記載。
2-3.商品名、商品単価をご記載。
3.当社で2.を確認後に問題がなければ、当社より集荷手配をします。
4.1-2営業日以内で貴社ご指定先へ集荷に伺います。
*当社より送り状の電子データをメールで展開するため、対象荷物にインボイス、
送り状をセットに集荷スタッフに渡して下さい。
5.荷物出荷となります。
7.現地側通関処理(個人・商業)
8.問題がなければ通関通過となります。
9.納品となります。
*5~8までは問題がなければ通常2-5日程度で到着となります。
*荷物出荷記録として追跡番号が得られます。
輸送期間について
配達日数(日本→カナダ)
配達日数は現地出荷日より4~7日程度となります。
通関事情、天候その他諸事情などで配達が少し遅れる場合もございます。予めご了承ください。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
発生する費用項目について
1.輸送料金+燃油サーチャージ(当社→御社に請求)
2.現地通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など。(配送会社より→荷受人に請求)
輸送料金を決定する「適用重量」について
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
ワシントン条約の危険品についての知識
あ行 圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
か行 火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手 ・氷
さ行 証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書 ・磁石
た行 刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
な行 ナマモノ・肉類
は行 宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
ま行 麻薬
や行 薬品類・有価証券
ら行 酪農品・ライター
わ行 藁・ワシントン条約品目
上記、記載商品以外にも出荷できない品目もございますので詳細は直接お問い合わせください。
取扱品目の制限・価格制限がある場合もございます。
以上が日本からカナダへ格安配送する方法になります。
日本からカナダへ早くて安く送れる発送代行会社を紹介
日本からカナダへ荷物を送るとき、時間を短く抑えつつ費用を抑えるには、荷物の性質やルート、代行会社のサービス内容をうまく組み合わせることが大切です。ここでは実務に役立つポイントと、実績のある代行会社のタイプ、選び方のコツを、初めての方にも分かりやすい言葉で解説します。リードタイム、料金の考え方、コスト削減の具体策、そしてどんな業者を使うと便利かを順に解説します。
リードタイムと料金の基本感覚
輸送には「航空便」と「海上便」があり、航空便は通常日数が短い分料金が高くなりがちです。カナダ向けは北米間の空路でセグメントを組むことが多く、エリアや季節、混雑状況で日数が前後します。料金は体積重量(長さ×幅×高さの体積と実重量の比較で大きい方を採用)、梱包条件、保険、追跡サービスの有無で決まります。短納期を優先するなら航空便を中心に、コスト重視なら海上便の選択肢を検討します。
コスト削減の基本的な考え方
– 体積重量の最適化:荷物の密度を高め、無駄な空間を減らす。箱のサイズを見直すだけで料金が変わることがあります。
– 省資材の活用:緩衝材は必要最小限にとどめ、リサイクル材を活用することで費用を抑えます。
– まとめ発送:個別発送より同梱・寄せ集め発送で割安になるケースが多いです。
– 通関書類の正確性:ミスがあると再手続きで遅延や追加費用が発生します。正確な書類作成が時間とコストを節約します。
代行会社の種類と特徴
– 総合型物流代行(DHL、FedEx、UPSなど): 海外配送の王道。迅速性と追跡性が高いが料金は高め。小口~中量の荷物に向く。
– 標準国際貨物代行: 航空便・海上便を組み合わせ、コストと日数のバランスを提案。中小企業や個人にも使いやすい。
– 海外配送専門のマルチキャリアサービス: 複数の運送業者を横断して最適なルートを選択。料金交渉力が強い場合が多い。
– ロジスティクス一括サポート型: 集荷・梱包・通関・配送までワンストップで任せられる。初めてでも安心。
実務で使えるおすすめの選び方
– 送る荷物の性質を把握(小型・軽量 vs 大型・重量級、危険品の有無)。
– 予算と納期の優先順位を事前に決める。複数業者の見積もりを取り、日数と料金のバランスを比較。
– 梱包・ラベル・書類の要件を確認。不要な追加費用のリスクを減らす。
– 保険の範囲を確認。紛失・破損時の対応と補償額をチェック。
実務フローのイメージと依頼時のポイント
1) 荷物情報の整理(サイズ・重量・内容物、危険品の有無、梱包状態)
2) 見積もり取得・比較(航空便/海上便、納期・追跡、保険の有無)
3) 梱包・ラベル作成・通関書類の準備(インボイス、梱法人名・住所の正確性)
4) 集荷または発送、追跡管理、到着後の通関・配達のフォロー
こういう場合にどの業者を選ぶと便利か
– 小口・個人発送で急ぎの場合: 総合型物流代行の航空便系が使い勝手が良い。
– コスト優先で大量発送を検討する場合: 海上便を中心に扱う代行や、複数キャリアを横断する専門業者が有利。
– 初めての方でサポート重視: ロジスティクス一括サポート型が安心。梱包・書類・通関まで任せられる。
– 梱包・リサイクルを重視する場合: 省資材活用とリサイクル対応が得意な代行を選ぶと費用が抑えやすい。
ケーススタディのヒント
実務では「少量荷物で急ぎ」「大型荷物を安価に」「複数地点へ分散発送」など、状況に応じて最適な組み合わせを選ぶのがコツです。見積もり時には荷物の性質と納期を正直に伝え、複数案を比較して最終決定をします。
信頼できる代行会社を見極めるチェックリスト
– 透明な料金体系と明確な見積もり内容
– カスタマーサポートの対応スピードと質
– 通関実績とリスク対応(保険・紛失時の補償)
– 梱包・ラベルの品質と再現性
– レビューや実績の公開情報
航空便輸送が有利になる理由とポイント
日本からカナダへ荷物を送る際、航空便が船便より有利になる場面が多くあります。ここでは、実務で役立つ観点を分かりやすく整理します。リードタイム、コストの捉え方、リスク管理の観点を中心に、初めてでも迷わない判断材料をお伝えします。
リードタイムの大きな違い
航空便の最大のメリットは圧倒的に短い到着までの時間です。船便だと荷物が港に到着してから通関、倉庫保管、国内配送を含めると、1~2週間以上かかるケースがあります。一方、航空便は通常3~7日程度でカナダの主要都市に到着します。急ぎの個人輸入やプレゼント、季節イベントに間に合わせたい場合、航空便は強力な選択肢です。
費用感の見方—“安い/早い”はセットで考える
荷物の重量・体積(体積重量)と距離を掛け合わせる料金計算が基本です。船便は重量で安く運べるケースが多い反面、納期の遅れがリスクになります。航空便は重量と体積のバランスがシビアで、重量が軽くても体積が大きいと高くなることがあります。ただし、以下の条件が揃えば総コストを抑えやすいのが航空便の特徴です。
- 急ぎのニーズがある場合は“最短納期保証”を選ぶと無駄な追加費用を避けやすい。
- 梱包を体積重量の観点で最適化することで、料金を抑えられる。
- 最新のプロモーションや混載便(ライトウェイトの荷物を組み合わせる)を活用すると総額が抑えられる。
安全性と追跡性のメリット
航空便は追跡情報が早期に反映され、荷物の位置をリアルタイムで把握しやすい点が強みです。破損リスクも適切な梱包と保険の組み合わせで低減されます。特に貴重品や壊れやすい荷物、重要書類を含む場合、航空便の追跡性と補償範囲の幅が安心感につながります。
通関と書類のシンプルさ
航空便は一般に書類作成が船便より直感的で、通関の手続きも整理されていることが多いです。レター・オブ・インテントや商業 invoice、荷物明細の記載項目を事前に整えておくと、税関トラブルを防ぎやすくなります。
荷物の性質と最適な運用の組み合わせ
以下のような荷物は航空便の恩恵を受けやすいです。
- 緊急性の高い荷物(贈答品・急ぎの業務資料)
- 壊れにくいが量が多くない荷物(ファイル・小型家電)
- 重量があり過ぎず、かつ体積が抑えられる荷物(衣料・日用品のセット)
代行会社の活用でさらにコストを抑えるコツ
国際輸送を専門とする代行会社を賢く使うと、航空便の費用対効果を最大化できます。ポイントは次のとおりです。
- 荷物の特性を伝え、最適な発送経路(直行・混載・経由)を提案してもらう
- 複数の航空便オプションを比較してもらい、日付・料金・保証を総合比較する
- 梱包資材の最適化と体積重量の削減提案を受ける
- 保険の適用範囲と補償額を事前に確認する
まとめ:航空便を選ぶべきケースと注意点
急ぎの荷物や高い追跡性・保険が重要な荷物には航空便が断然おすすめです。ただし、体積重量の計算と梱包設計を事前に最適化することが、費用を大きく左右します。信頼できる代行会社と早めの準備で、納期を守りつつコストを抑える発送計画を実現しましょう。
航空便輸送のグローバル輸出入サービスのご紹介。全カ国の輸出入の格安輸送に対応
国際輸送を検討する際の第一の選択肢として、多くの方が「航空便」を想起します。特に日本からカナダへは、迅速性とコストのバランスを重視する方が多く、航空便はそのニーズを満たしやすい選択です。ここでは、航空便輸送の基礎、全カ国対応の現状、そしてコストを抑える実践的なポイントを、初めての方にも分かりやすい言葉で解説します。
航空便輸送の基本とメリット
航空便は荷物を空輸するため、船便に比べて到着までの日数が短いのが大きな特長です。通常、ドアツードアの配送であれば、出発地の空港から最終目的地の空港までの運航時間は数日程度に収まることが多いです。これにより「急ぎで届く」「梱包のリスクを短期間で小さくしたい」といった要望に応えられます。
また、航空便は重量に対してのコストが船便より割安になるケースがあり、特に小~中型荷物、急ぎの書類・サンプル品・電子機器などで有利です。取扱いの柔軟性が高く、危険物の扱いが限定的なケースを除き、比較的幅広い品目を送ることができます。
全カ国対応のグローバルサービスの実情
大手の国際輸送代行会社は、日本からカナダを含む全世界へ航空便での発送サービスを提供しています。これらのサービスは、港や空港の手続きを一本化してくれる「窓口一括対応」が強みです。出荷元と受取先の国が異なる場合でも、通関書類の作成、保険の手配、追跡管理まで一貫して任せられるため、個人・中小企業にも利用しやすいのが特徴です。
ただし、全世界対応は「安さ」だけで選ぶと逆に高くつく場合もあります。発送量、荷物の性質、納期の厳密さ、受取人の所在地(都市部か郊外か)に応じて、最適な経路や会社を選ぶことが重要です。
送料を抑えるための基本的な考え方
航空便の送料は「体積重量」と「実重量」のいずれか高い方で計算されることが一般的です。大きくて軽い荷物は体積重量が基準になるため、箱の選択や詰め方で大きくコストが変わります。逆に重い荷物は実重量がネックになるため、梱包材を過剰に使わない工夫が有効です。
さらに、配送ルートの選択も大きなポイントです。直行便は時間短縮になる一方で料金が高くなる傾向があり、場合によっては中継便の方が総額を抑えられることもあります。信頼できる代行会社は、到着までのリードタイムとコストのバランスを丁寧に比較提案してくれます。
実務でのワンポイント
日本国内の発送時点で、荷物の重量・体積の正確な測定と記録を徹底しましょう。後述の「体積重量と料金計算の基礎」を押さえていれば、見積もり時のギャップを減らせます。
また、保険の加入は必須ではないケースもありますが、重要品・高額品・重要書類には保険をかけることを強く推奨します。紛失・破損時の補償範囲と実際の適用条件を事前に確認しておくと安心です。
代行会社の選び方のヒント
航空便を活用する際は、国際輸送の実績が豊富で、日英両言語での対応がスムーズな業者を選ぶとトラブルが減ります。荷扱いの丁寧さ、追跡の精度、通関サポートの有無、そして中継地の有無を比較するのがコツです。価格だけでなく、納期保証の有無・運送保険・追加費用の透明性をチェックしてください。
よくある質問
Q: どれくらいの期間でカナダへ届きますか? A: 出発地と目的地、選択ルートによりますが、通常は3〜7日程度が目安です。直行便と経由便で差が出ます。
Q: 航空便は重さ制限がありますか? A: 多くの場合、1荷物あたりの重量制限とサイズ制限があります。事前に荷物の実測値と体積を測っておきましょう。
日本からカナダへの航空便輸送は、スピードとコストのバランスを取りながら、適切なルートと梱包を組み合わせることがカギです。私たちの代行サービスでは、日本発・カナダ着の全世界対応を前提に、最短距離・最安料金の提案、ドアツードアのサポート、そして必要な保険・通関アドバイスを一括で提供します。まずは荷物の概要を教えていただければ、最適なプランと見積もりをお出しします。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
日本からカナダへの輸送料金について
◇輸送料金のレート表(kg単価表記)
日本→カナダ
※UPS最速サービスレベル・追跡番号付になります。※
※郵政のEMS・国際eパケット・航空便・SAL便・船便にも対応しておりますのでこちらご希望の方はおっしゃってくださいませ。
※UPS最速サービスレベル・追跡番号付※
【カナダ輸出・優遇レート】
・1kg :4,030円
1.5kg :4,451円
2kg :4,963円
2.5kg :5,409円
3kg :5,889円
3.5kg :6,271円
4kg :6,701円
4.5kg :7,164円
5kg :7,580円
5.5kg :7,674円
6kg :7,878円
6.5kg :8,160円
7kg :8,317円
7.5kg :8,601円
8kg :8,727円
8.5kg :8,867円
9kg :9,087円
9.5kg :9,306円
10kg :9,464円
10.5 :18,790円
11kg : 19,257円
11.5kg:19,526円
12kg : 19,760円
12.5kg: 20,094円
13kg : 20,431円
13.5kg: 20,798円
14kg : 21,132円
14.5kg: 21,432円
15kg : 21,904円
15.5kg: 22,204円
16kg : 22,571円
16.5kg: 22,877円
17kg : 23,242円
17.5kg: 23,578円
18kg : 23,946円
18.5kg: 24,183円
19kg : 24,449円
19.5kg: 24,851円
20kg : 25,388円
・21-49kg :900円/1kg毎
・50-99kg :710円/1kg毎
・100-299kg:620円/1kg毎
・300-499kg:615円/1kg毎
・500-999kg:610円/1kg毎
・1000-5000kg:605円/1kg毎
上記料金は、1kg毎のkg単価です。各重量毎の輸送料金レートは右記の例をご参考ください。
別途、上記輸送料金以外に燃油サーチャージが発生します。月別または週別の燃油サーチャージ料金がご利用配送会社別に発生します。
現地通関時に発生する関税、輸入消費税などは配送会社から荷受人に請求となります。
ご利用の流れ
中国輸入総合研究所は、貿易事業主様の国際貨物を輸送代行する国際物流・国際輸送(航空便)サービスを提供しています。
カナダ・中国・香港を初め、韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカその他各国からの輸出入に対応しています。
大手クーリエ(Fedex・UPS・DHL)利用により、安定かつスピーディな納品はもちろん、中国輸入総合研究所が提供する圧倒的にローコストな輸送料金により、お取引様の既存の配送コストを削減し、調達コストを削減することにお役立ちさせていただきます。
Step1:出荷貨物準備
出荷元となる国内集荷先で出荷準備(梱包&書類準備)をします。
Step2:ご用意した出荷書類(インボイスとパッキング情報)を当社へメールでご展開。
お客様毎にご展開させて頂いた特別配送レートを適用した出荷用書類を作成させていただきますので、以下の2点の書類を当社事務局宛にメール添付お願いします。
1.「インボイス」
2.「パッキングリスト」を送付お願いします。
送付先:info@china-trade-labo.com
< インボイス上で情報不足となりやすい項目について>
1.郵便番号(出荷元となるシッパー側)
2.ご担当者名(出荷元となるシッパー側)
3.集荷先の電話番号 (出荷元となるシッパー側))
※上記3点の項目は書類作成上、必須となります。
情報が不足していると書類作成ができないため、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
< パッキングリストの必須情報について>
1.出荷貨物の総段ボール数
2.各段ボールの3辺サイズ:縦cm、横cm 、高さcm を全てご展開。
3.総重量(N.W):梱包後の総重量記載。
※パッキングリスト上に上記3点の情報が不足しているケースがあります。書類作成に必須となりますので、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
※パッキングリストがない場合は、上記3点の情報を出荷元(シッパー)にご確認いただき、情報のご展開お願いします。
< 輸送料金を決定する「適用重量」について>
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。
当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。
1.頂いた「インボイス」と「パッキングリスト」の不足情報の確認。
2.上記2点を元に、「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」を当社側で作成し、御社ご担当者様にメール送付します。
※当社側が作成した「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」で出荷することで、配送料金の支払いは当社側に請求となります。これにより、お客様毎に展開する適用レートで出荷が可能となります。お客様毎の取引条件のもと、当社から配送料金は請求させていただきます。
Step4:集荷先・国内倉庫に配送会社の担当者が集荷にきて、出荷完了
国内集荷先の方で、
1.書類の印刷
2.配送会社に集荷依頼を電話連絡
3.集荷担当者に「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了
Step5:貨物の納品・受取
出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)のご連絡。 商品の納品となります。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼の際はこちらの情報頂けましたら現地伝票作成可能となります。
ご入力フォーマット
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
上記情報頂けましたら出荷手配可能となります。中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼お待ちしております。
現在の出荷頻度や出荷コストなどございましたらお知らせ頂けると幸いです。
ご出荷予定日の件
ご出荷予定日はいつ頃を予定日についてもおっしゃっていただけますとスムーズとなります。
上記レートで、ご出荷可能となります。
輸出につきましては、インボイスへのご入力返信添付、または
以下の情報をご展開いただければ、出荷書類が作成可能となります。
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
お取引の流れについてもご案内させて頂きます。
お取引の流れにつきまして(詳細版)
<流れ>
1.インボイスをご返信ください。
2.情報問題なければ、集荷予約をかけます。
※最短で荷物の翌営業日に集荷となります。(11:00-17:00くらいで予約します)
<詳細:輸出貨物・お取引の流れにつきまして(日本→輸出国向け)>
集荷までのフローは以下となります。
1.荷物の梱包完了後、ご依頼ください。
2.インボイスとパッキング情報(箱数・重量・箱3辺サイズ)のご用意をお願いしま
す。
※2-1.シッパー(日本側)住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社名、
2-2.コンサイニー住所(納品先:現地住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社
名)をご記載。
2-3.商品名、商品単価をご記載。
3.当社で2.を確認後に問題がなければ、当社より集荷手配をします。
4.1-2営業日以内で貴社ご指定先へ集荷に伺います。
*当社より送り状の電子データをメールで展開するため、対象荷物にインボイス、
送り状をセットに集荷スタッフに渡して下さい。
5.荷物出荷となります。
7.現地側通関処理(個人・商業)
8.問題がなければ通関通過となります。
9.納品となります。
*5~8までは問題がなければ通常2-5日程度で到着となります。
*荷物出荷記録として追跡番号が得られます。
輸送期間について
配達日数(日本→カナダ)
配達日数は現地出荷日より4~7日程度となります。
通関事情、天候その他諸事情などで配達が少し遅れる場合もございます。予めご了承ください。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
発生する費用項目について
1.輸送料金+燃油サーチャージ(当社→御社に請求)
2.現地通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など。(配送会社より→荷受人に請求)
輸送料金を決定する「適用重量」について
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
ワシントン条約の危険品についての知識
あ行 圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
か行 火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手 ・氷
さ行 証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書 ・磁石
た行 刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
な行 ナマモノ・肉類
は行 宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
ま行 麻薬
や行 薬品類・有価証券
ら行 酪農品・ライター
わ行 藁・ワシントン条約品目
上記、記載商品以外にも出荷できない品目もございますので詳細は直接お問い合わせください。
取扱品目の制限・価格制限がある場合もございます。
以上が日本からカナダへ格安配送する方法になります。
税関対応とトラブル回避
国際輸送では税関対応が遅延や予想外の費用を招くことがあります。日本からカナダへ荷物を送る際は、申告内容を正確にし、必要な書類を事前に揃えることが肝心です。税関審査をスムーズに進めるコツと、万一トラブルが起きたときの対応方法を押さえておきましょう。特に初めての方には難しく感じる部分もありますが、基本を押さえれば安心して発送できます。
税関申告の要点
税関申告は、荷物の中身・価値・用途を正確に伝える作業です。カナダ側の税関は以下のポイントを重視します。
- 商品名と用途の明確化: 梱包内の各品目をわかりやすく記載します。例:「家庭用品(キッチン雑貨)」のようにカテゴリ分けを行い、特定されやすくしましょう。
- 実際の価値と送料込価値の差異: 物品の実勢価値を申告します。中古品の場合でも実際の市場価値を基準に記載します。
- 原産国と用途の透明性: 原産国(例: 日本)と輸出目的(個人利用、販促品、商用など)を明確にします。
- 適用関税番号(HSコード)の確認: 小規模荷物でも可能な限りHSコードを調べ、正確に記載します。複雑な場合は代行業者に相談してください。
- 禁止品・制限品の確認: カナダには持ち込み禁止・制限品があります。食品、医薬品、動植物、化学品などは特に要注意です。
- 同梱物リストの添付: 送料伝票と別に、荷物の中身をリスト化した同梱物リストを添付します。
ポイントとして、曖昧な表現を避け、数量・ブランド・素材・モデル番号などを具体的に記載すること。税関審査に時間がかかると配送の遅延につながるため、事前準備を徹底しましょう。
損傷・紛失時の対応と保険
輸送中の荷物に対する損傷や紛失は稀ながら無視できないリスクです。事前の対策と、万が一の際の対応フローを知っておくと安心です。
- 梱包状態のチェック: 出荷前に外装箱の状態を写真で記録します。箱の角の潰れやラベルの破損も撮影しておきましょう。
- 保険の加入を検討: 価値の高い荷物や重要な書類・部品は、運送保険へ加入します。補償範囲、適用条件、自己負担額を事前に確認してください。
- クレームの手順の共有: 損傷が生じた場合、受領時に「損傷有り」と記録するだけでなく、写真・ビデオを撮影しておくことが重要です。保険請求には現状の証拠が必要です。
- 保険適用の条件を把握: 破損・紛失が保険適用になるケースとならないケースを確認します。荷物の性質によっては追加補償が必要になることがあります。
- 連絡窓口の明確化: 送料代行業者、保険会社、運送業者の窓口を事前に決めておき、連絡先を一元化しておくとトラブル時の対応が速くなります。
荷物の追跡番号は常に控えておき、紛失時には保険請求と同時に輸送業者への調査依頼を行うことで、回収の可能性を高められます。税関対応と並行して、保険の有無・補償額・請求期限を事前に確認しておくことが、トラブルを最小限に抑える鍵です。
費用削減と効率的な梱包
日本からカナダへ荷物を送る時は、梱包の工夫で大幅に費用を抑えられます。まずは体積重量の考え方を理解し、適切な梱包材と再利用の組み合わせを選ぶことがポイントです。荷物が大きくても軽ければ料金が抑えられるケースが多く、逆に重さだけで判断すると過剰なコストを払ってしまうこともあります。実際の現場では、体積重量と実重量のいずれか大きい方を基準に料金が算出される「体積重量課金」が一般的です。本章ではその基礎と、実務で実行できる省資材・リサイクルの具体策を解説します。
体積重量と料金計算の基礎
体積重量は「幅×高さ×奥行き(センチメートル)」を使って算出します。算出式は以下のとおりです。
国際輸送の一般的な換算係数: 体積重量(kg) = (長さ cm × 幅 cm × 高さ cm) ÷ 5000
実重量と体積重量のどちらが大きいかで、最終の課金重量が決まります。例を挙げます。
例1)箱のサイズが40×30×20 cm、実重量が2.5 kgの場合
体積重量 = (40×30×20) ÷ 5000 = 0.48 kg。実重量の方が大きいので、課金重量は2.5 kgになります。つまり箱が小さくても中身が重いと料金は実重量に左右されます。
例2)箱のサイズが60×40×40 cm、実重量が4 kgの場合
体積重量 = (60×40×40) ÷ 5000 = 19.2 kg。体積重量が大きいので、課金重量は19.2 kg、実重量を大幅に上回る可能性があります。大きい箱を使うほど体積重量がネックになる点に注意しましょう。
ポイント:
- 箱の選択は「中身を守る+過剰な体積を避ける」が基本。
- 実重量と体積重量のどちらも把握しておくと、見積もりの際に有利。
省資材・リサイクルの活用
輸送コストを抑えるには資材費を削減するのが鉄則です。以下の実践ポイントを参考にしてください。
1) 再利用可能な梱包材を選ぶ
・ダンボールは丈夫で再利用しやすい規格を選ぶ。荷物の大きさに合わせてカットして使い回しが可能なものを保管しておくと費用の再発生を防げます。
・緩衝材はエコ素材・リサイクル素材を選ぶ。プチプチの代わりに再利用可能な紙製エアパッキンや布製の包みを活用するとコスト削減につながりやすいです。
2) 不要材の削減と軽量化
・「中身を守る最低限の資材」に絞る。過剰な緩衝材は重量を増やし、料金に直結します。
・粘着テープは適切な強度のものを選び、量を抑える工夫を。過剰な使用は重量増とゴミ増を招きます。
3) 梱包の標準化と事前準備
・荷物ごとに最適なサイズを事前に想定しておくと、箱の再選択が減り作業効率が上がります。
4) 破損リスクを抑えつつコストダウン
・薄い箱を繰り返し使う際は、耐久性チェックを定期的に行い、破損リスクを低く保つ。破損が起きれば保険適用が前提となり、結局コストが上がるケースがあります。
実務のコツ
- 体積重量を計算したうえで、箱のサイズを最適化する。大きすぎる箱は体積重量を押し上げるので要注意。
- リサイクル資材を使う場合は、荷物の内容物に合ったクッション材を選び、清潔さと衛生面にも配慮する。
- 見積もり時に資材費の想定を明示してもらい、総コストの比較をしやすくする。
これらのポイントを実践することで、カナダへの発送費用を無理なく抑えつつ、荷物の安全性も保てます。特に体積重量の理解と、資材の賢い再使用が費用削減の鍵です。次章では、実際の発送フローでのコスト削減案と、業者選びの観点から見たポイントをまとめます。
日本からカナダへ発送する実務フロー
日本からカナダへ物を送る際には、到着までの時間と費用をしっかり見極めることが大切です。ここでは、実務の流れを分かりやすく整理し、初めての方でもすぐ実践できるポイントを中心に解説します。荷物の内容や緊度に応じて最適なルートを選び、必要な書類の準備を前もって整えることで、トラブルの発生を防ぎましょう。
発送ルートの比較(航空/海上)
航空便と海上便にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
航空便のメリットは、基本的に到着までの日数が短い点です。急ぎの書類や小口荷物、貴重品、効果的に在庫を回転させたい場合に向いています。デメリットは費用が高めになりやすく、重量や体積が増えるとコストが跳ね上がる点です。
海上便は、同じ荷物量でも費用を抑えやすいのが大きな利点。特に大型荷物や重量が重い荷物、長期の輸送タイムに余裕がある場合に適しています。ただし所要日数が長く、港での通関待ちや船便のスケジュール遅延の影響を受けやすい点に注意が必要です。
判断のコツとしては、以下をチェックします。
- 荷物の重量・体積と総費用の関係(体積重量の算出方法を理解する)
- 到着までの許容日数(ビジネス納期・在庫サイクルとの整合性)
- 温度管理・衝撃対策の必要性(医薬品・高価品・壊れやすい荷物か)
- 保険の有無と補償範囲
結論として、小さくて急ぎなら航空便、コスト重視で大量・大型荷物なら海上便が基本線です。私たちの代行サービスなら、荷物の性質と納期をヒアリングしたうえで、最適なルートを組み立て、費用の最適化を提案します。
レターオブインテント/通関書類と手続きの流れ
輸出入には法的な手続きと書類が伴います。ここでは日本→カナダの一般的な実務フローを、初心者にもわかるように噛み砕いて解説します。
1) 貨物情報の整理
荷物の内容物、価値、数量、重量・体積、原産地を正確に把握します。貿易用のHSコードがある場合は事前に特定しておくと申告がスムーズです。
2) 航空/海上の輸送手配
希望のルートを決め、運送会社や代行業者と日程・費用をすり合わせます。重量・体積の見積もりを基に最適な梱包サイズを確定します。
3) レターオブインテント(LOI)や通関書類の準備
LOIは特定の取引条件を示す書類ですが、輸出入実務では「申請用書類」や「インボイス」「梱包リスト」「原産地証明」など、各国の要件に応じた書類が必要になります。私たちは日本側・カナダ側の要件を確認し、漏れのないよう一括して準備します。
4) 通関申告と審査
貨物が日本を出る際の輸出申告(税関)と、カナダ入国時の通関審査を通過します。商品区分や価値に応じて関税・消費税の扱いが変わるため、正確な申告が欠かせません。
5) 貨物の輸送・追跡
手配後は追跡番号で現在地を確認可能。遅延や経路変更があれば速やかに案内します。
6) 配送・受け取り
カナダ側の受取人がサインして受け取り完了です。受領後に問題があれば保険適用手続きへ移行します。
ポイント
- 書類はミスなく正確に。小さな誤記が通関遅延の原因になることがあります。
- 直近の規制は変動することがあるため、最新情報を当社が常にチェックします。
- LOIやインボイスの記載内容は、荷物の性質や取引形態に合わせて適切に作成します。
私たちの輸送代行サービスなら、ルート選定から書類作成・通関対応まで一括で行い、コストと納期の最適化を実現します。初めての方でも安心して任せられるサポート体制で、迅速かつ安価な輸出入を実現します。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
日本からカナダへの輸送料金について
◇輸送料金のレート表(kg単価表記)
日本→カナダ
※UPS最速サービスレベル・追跡番号付になります。※
※郵政のEMS・国際eパケット・航空便・SAL便・船便にも対応しておりますのでこちらご希望の方はおっしゃってくださいませ。
※UPS最速サービスレベル・追跡番号付※
【カナダ輸出・優遇レート】
・1kg :4,030円
1.5kg :4,451円
2kg :4,963円
2.5kg :5,409円
3kg :5,889円
3.5kg :6,271円
4kg :6,701円
4.5kg :7,164円
5kg :7,580円
5.5kg :7,674円
6kg :7,878円
6.5kg :8,160円
7kg :8,317円
7.5kg :8,601円
8kg :8,727円
8.5kg :8,867円
9kg :9,087円
9.5kg :9,306円
10kg :9,464円
10.5 :18,790円
11kg : 19,257円
11.5kg:19,526円
12kg : 19,760円
12.5kg: 20,094円
13kg : 20,431円
13.5kg: 20,798円
14kg : 21,132円
14.5kg: 21,432円
15kg : 21,904円
15.5kg: 22,204円
16kg : 22,571円
16.5kg: 22,877円
17kg : 23,242円
17.5kg: 23,578円
18kg : 23,946円
18.5kg: 24,183円
19kg : 24,449円
19.5kg: 24,851円
20kg : 25,388円
・21-49kg :900円/1kg毎
・50-99kg :710円/1kg毎
・100-299kg:620円/1kg毎
・300-499kg:615円/1kg毎
・500-999kg:610円/1kg毎
・1000-5000kg:605円/1kg毎
上記料金は、1kg毎のkg単価です。各重量毎の輸送料金レートは右記の例をご参考ください。
別途、上記輸送料金以外に燃油サーチャージが発生します。月別または週別の燃油サーチャージ料金がご利用配送会社別に発生します。
現地通関時に発生する関税、輸入消費税などは配送会社から荷受人に請求となります。
ご利用の流れ
中国輸入総合研究所は、貿易事業主様の国際貨物を輸送代行する国際物流・国際輸送(航空便)サービスを提供しています。
カナダ・中国・香港を初め、韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカその他各国からの輸出入に対応しています。
大手クーリエ(Fedex・UPS・DHL)利用により、安定かつスピーディな納品はもちろん、中国輸入総合研究所が提供する圧倒的にローコストな輸送料金により、お取引様の既存の配送コストを削減し、調達コストを削減することにお役立ちさせていただきます。
Step1:出荷貨物準備
出荷元となる国内集荷先で出荷準備(梱包&書類準備)をします。
Step2:ご用意した出荷書類(インボイスとパッキング情報)を当社へメールでご展開。
お客様毎にご展開させて頂いた特別配送レートを適用した出荷用書類を作成させていただきますので、以下の2点の書類を当社事務局宛にメール添付お願いします。
1.「インボイス」
2.「パッキングリスト」を送付お願いします。
送付先:info@china-trade-labo.com
< インボイス上で情報不足となりやすい項目について>
1.郵便番号(出荷元となるシッパー側)
2.ご担当者名(出荷元となるシッパー側)
3.集荷先の電話番号 (出荷元となるシッパー側))
※上記3点の項目は書類作成上、必須となります。
情報が不足していると書類作成ができないため、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
< パッキングリストの必須情報について>
1.出荷貨物の総段ボール数
2.各段ボールの3辺サイズ:縦cm、横cm 、高さcm を全てご展開。
3.総重量(N.W):梱包後の総重量記載。
※パッキングリスト上に上記3点の情報が不足しているケースがあります。書類作成に必須となりますので、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。
※パッキングリストがない場合は、上記3点の情報を出荷元(シッパー)にご確認いただき、情報のご展開お願いします。
< 輸送料金を決定する「適用重量」について>
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。
当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。
1.頂いた「インボイス」と「パッキングリスト」の不足情報の確認。
2.上記2点を元に、「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」を当社側で作成し、御社ご担当者様にメール送付します。
※当社側が作成した「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」で出荷することで、配送料金の支払いは当社側に請求となります。これにより、お客様毎に展開する適用レートで出荷が可能となります。お客様毎の取引条件のもと、当社から配送料金は請求させていただきます。
Step4:集荷先・国内倉庫に配送会社の担当者が集荷にきて、出荷完了
国内集荷先の方で、
1.書類の印刷
2.配送会社に集荷依頼を電話連絡
3.集荷担当者に「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了
Step5:貨物の納品・受取
出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)のご連絡。 商品の納品となります。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼の際はこちらの情報頂けましたら現地伝票作成可能となります。
ご入力フォーマット
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
上記情報頂けましたら出荷手配可能となります。中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
ご依頼お待ちしております。
現在の出荷頻度や出荷コストなどございましたらお知らせ頂けると幸いです。
ご出荷予定日の件
ご出荷予定日はいつ頃を予定日についてもおっしゃっていただけますとスムーズとなります。
上記レートで、ご出荷可能となります。
輸出につきましては、インボイスへのご入力返信添付、または
以下の情報をご展開いただければ、出荷書類が作成可能となります。
◇集荷先情報(From情報)
1.会社名(または名前)
2.担当者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
※実際に集荷に行くところの情報です。
◇納品先住所(to情報)
1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。)
2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。)
3.郵便番号
4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。)
5.電話番号
◇梱包情報
1.段ボール数
2.総重量
3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)
◇インボイス情報
・商品名(必ず、英語表記でお願いします。)
・単価(単位はどちらでもかまいません)
・数量
お取引の流れについてもご案内させて頂きます。
お取引の流れにつきまして(詳細版)
<流れ>
1.インボイスをご返信ください。
2.情報問題なければ、集荷予約をかけます。
※最短で荷物の翌営業日に集荷となります。(11:00-17:00くらいで予約します)
<詳細:輸出貨物・お取引の流れにつきまして(日本→輸出国向け)>
集荷までのフローは以下となります。
1.荷物の梱包完了後、ご依頼ください。
2.インボイスとパッキング情報(箱数・重量・箱3辺サイズ)のご用意をお願いしま
す。
※2-1.シッパー(日本側)住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社名、
2-2.コンサイニー住所(納品先:現地住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社
名)をご記載。
2-3.商品名、商品単価をご記載。
3.当社で2.を確認後に問題がなければ、当社より集荷手配をします。
4.1-2営業日以内で貴社ご指定先へ集荷に伺います。
*当社より送り状の電子データをメールで展開するため、対象荷物にインボイス、
送り状をセットに集荷スタッフに渡して下さい。
5.荷物出荷となります。
7.現地側通関処理(個人・商業)
8.問題がなければ通関通過となります。
9.納品となります。
*5~8までは問題がなければ通常2-5日程度で到着となります。
*荷物出荷記録として追跡番号が得られます。
輸送期間について
配達日数(日本→カナダ)
配達日数は現地出荷日より4~7日程度となります。
通関事情、天候その他諸事情などで配達が少し遅れる場合もございます。予めご了承ください。
中国輸入総合研究所では、日本からカナダへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますので是非ご相談・お問合せくださいませ。
発生する費用項目について
1.輸送料金+燃油サーチャージ(当社→御社に請求)
2.現地通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など。(配送会社より→荷受人に請求)
輸送料金を決定する「適用重量」について
IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。
ワシントン条約の危険品についての知識
あ行 圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
か行 火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手 ・氷
さ行 証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書 ・磁石
た行 刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
な行 ナマモノ・肉類
は行 宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
ま行 麻薬
や行 薬品類・有価証券
ら行 酪農品・ライター
わ行 藁・ワシントン条約品目
上記、記載商品以外にも出荷できない品目もございますので詳細は直接お問い合わせください。
取扱品目の制限・価格制限がある場合もございます。
以上が日本からカナダへ格安配送する方法になります。
迅速かつ安価に運ぶ代行会社の選び方
日本からカナダへ国際輸送を依頼する際、送料を抑えつつ納期を守るには信頼できる代行会社を選ぶことが最重要です。ここでは、リードタイム、料金、コスト削減案、そして業者の種類を軸に、初心者にもわかりやすい判断ポイントを整理します。特に、初回の依頼でも失敗しにくい選択基準と実務のコツを中心に解説します。
運送会社の比較ポイント
選択時にまず押さえるべきポイントは4つです。
- 料金体系の透明さと総額の見積もり
- 輸送ルートの選択肢(航空便/海上便)の違いと納期感
- 追跡性と荷物の保険・補償内容
- 現地到着後の配送網と通関サポートの有無
料金については、見積もり時に「送料だけでなく、梱包資材費、手数料、関税関連費用の概算」が含まれているかを確認しましょう。安さだけで判断せず、総費用と納期のバランスを重視するのが鉄則です。
ルート選択は急ぎなら航空便、費用を抑えたい場合は海上便が基本です。ただし航空便は荷物の取り扱いによって破損リスクが増える場面もあるため、保険の適用範囲と補償額を必ず確認しましょう。
追跡性は、荷物がどこにあるかをリアルタイムで把握できるサービスの有無をチェック。特にビジネス用途の荷物や高価品、重要書類を含む発送では、到着時の受け取り体制も確認しておきたいポイントです。
通関サポートは、レター・オブ・インテント(LOI)や必要書類の作成支援があるか、現地税関対応の実績があるかを確認してください。初めての輸送でもスムーズに進む体制が整っていると大幅に手間が減ります。
信頼性の指標とチェックリスト
信頼できる代行会社を見分けるための具体的な指標とチェックリストです。契約前に必ず確認しましょう。
- 運送実績と取扱品の豊富さ:過去の実績数、取り扱い荷物の種類が多いほど柔軟な対応が期待できます。
- 顧客サポートの質:問い合わせ対応の速さ、担当者の専門性、英語対応の可否。
- 保険の適用範囲と補償額:輸送中の紛失・破損に対する補償が十分か、自己負担額はいくらか。
- 通関実績と現地ネットワーク:カナダ側の通関サポート体制が整っているか、現地代理店の有無。
- 透明性のある料金明細:追加費用の条件が事前に提示され、契約書にも明記されているか。
- 納期保証と遅延時の対応:指定日納品の保証の有無、遅延時の代替案が提示されるか。
- リファレンスと評判:実際の利用者の声や第三者の評価、業界での信頼度。
- デジタル化・追跡機能:オンラインでの見積もり・追跡・ドキュメント共有が可能か。
上記を踏まえ、実際の比較時には「総費用」「納期の確実性」「保険・通関サポート」「現地対応力」の4点を満たすかを軸に評価してください。初回の依頼では、まずは小口の荷物で試用するのもおすすめです。荷物を実際に動かしてみることで、見積りの実感や現地サポートの質を体感できます。
最後に、当社は日本→カナダの国際輸送を専門としており、料金を抑えつつ迅速な納品を実現できる体制があります。まずは荷物の量・サイズ・納期の希望を教えてください。最適な代行プランと、比較表付きの見積りをすぐご提案します。
ケーススタディとポイント総括
日本からカナダへ荷物を送る際の実務ケースを、少量荷物と大型荷物の2つのケーススタディで分解して解説します。実務で迷いやすい点を、リードタイム・料金・梱包・書類・保険の観点から具体的に比較します。最後には全体の要点をわかりやすく総括します。
ケーススタディ:少量荷物
ケース概要
クライアントは個人発送で、衣類5着と書籍3冊、総重量約3kg程度。荷物は日本からカナダの個人宛へ直送。急ぎではないが早めの到着を希望。予算は抑えたい。
選択肢と理由
1) 航空小包(エアパケット類似): 価格は安く、追跡サービスもあり。3–5日程度の国内集約後、国際区間へ。到着まで1週間前後を見込む。個人宛の軽量荷物には適しており、通関書類はシンプル。
2) 小型国際小包(ePacket相当やSAL系): 料金はさらに抑制可能。ただし追跡情報の更新頻度が低めになる場合がある。保険は任意で追加可能。
実務ポイント
・梱包は丈夫な段ボール+緩衝材で、重量に対して底部の潰れを防ぐ。3kg程度でも箱がしっかりしていれば破損リスクを低減。
・重量・体積の換算を事前に行い、体積重量と実重量のどちらが適用されるか確認。小さくても箱の空きスペースが多いと体積重量が高くなる場合がある。
・税関申告は「内容物・数量・価値」を正確に記載。個人使用か贈答品かを明記するとスムーズな通関につながる。
コスト削減のコツ
・複数点同梱で送料を分割。近い日付の発送を一本化して運賃を抑える。
・リサイクル資材を活用。封筒型パックより箱を再利用し、資材費を削減。
到着後の見積もり・受取サポート
・受取先の現地配達事情(宅配ボックスの有無、受取人の在宅状況)を事前に確認。現地での再配達費用を抑える工夫になる。
ケーススタディ:大型荷物
ケース概要
クライアントは家具の一部や大型家電など総重量が20–50kg程度の荷物を想定。家財道具の一部をカナダへ移送するケース。輸送速度より費用を抑えたいという要望。
選択肢と理由
1) 海上輸送(FCL/LCL): 大型荷物には最も費用対効果が高い。一度の船便で複数点をまとめて運ぶことで単価を下げられる。到着までの時間は2–6週間程度と長め。
2) 航空貨物(BAX/AGC等のグループ便): 価格は海上より高めだが、急ぎの場合に有効。重量が多いとコストが跳ね上がるため、緊急性と予算を天秤に。
実務ポイント
・梱包は大型段ボールや木製ケースを用い、耐荷重と衝撃抵抗を確保。転がり・振動対策として緩衝材を詰める。
・荷姿の正確な寸法と重量を事前に測定。船便では体積重量が送料に影響するため、容積を最小化する工夫が効く。
・通関書類は輸出入に特有の書類(インボイス、梱包リスト、原産地証明など)を揃える。特に家具や電化製品には電気の規格適合性や輸入規制を事前に確認が必要。
コスト削減のコツ
・海上輸送は同梱を最大化して単価を下げる。必要な場合は港間の直航便を選定し、中継回数を減らす。
・軽量化の余地があれば分解・解体して重量を抑える。現地での再組み立て手順を分かりやすくしておくと、現地コストが抑えられる。
到着後の手続きと受け取り
・現地通関での関税・消費税の計算根拠を事前に把握。大型荷物は保険適用範囲を確認して補償を受けやすくする。
よくある質問と総括
Q1: 日本からカナダへ最も安く送るにはどの方法が良い?
A: 少量荷物なら航空小包・小型国際小包が安く、複数点をまとめて発送する場合は海上輸送がコストダウンに効果的です。荷物の性質・重量・到着希望日によって最適解は変わるので、プロの代行を活用して最適プランを設計しましょう。
Q2: 梱包資材を自作で済ませられる?
A: はい。ただし耐久性を最優先に。壊れやすいものは二重梱包、緩衝材の厚みを増やすなどの工夫をおすすめします。
Q3: 代行会社を選ぶ際のポイントは?
A: 料金だけでなく、リードタイムの安定感、追跡の有無、保険の適用範囲、書類手続きのサポート体制、現地対応のスムーズさを総合的に比較しましょう。
総括
少量荷物は航空便で速さとコストのバランスを取りやすく、大型荷物は海上輸送のコスト優位性を活かせます。梱包の工夫・重量・体積の適切な管理・正確な通関書類が、送料を抑えつつトラブルを減らす鍵です。私たちの国際輸送代行サービスなら、日本発カナダ行きを安価かつスムーズに実現します。まずは荷物の重量・体積・到着希望日を教えてください。最適な発送プランとお見積りをご提案します。
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まとめ
中国輸入代行を利用することで、語学の壁や輸入の複雑性を乗り越え、スムーズに商品を輸入することができます。信頼できる代行業者を見つけ、サービス内容と料金をしっかり確認した上で、あなたのビジネスに最適な輸入プロセスを構築しましょう。次のステップとして、具体的な業者選びの基準を理解し、見積もりの依頼から始めてください。
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