中国輸入でAmazon販売するときのAmazonリサーチ方法を公開。~⑦ホーム・キッチンカテゴリー編~
中国輸入でAmazon販売するときのAmazonリサーチ方法を公開。~⑦ホーム・キッチンカテゴリー編~
中国輸入の際に、Amazon販売するときのAmazonリサーチ方法について、こちらのコラムで全カテゴリー編ということで反響をいただきました。
続いて、大きな流通総額となるホーム・キッチンカテゴリーについて、商品リサーチ編を進めていきたいと思います。
こちらのデータは、中国輸入総合研究所の独自で保有している非公開データにはなるのですが、Amazonジャパンの中で流通総額が大きい順が上から下になります。
ホームキッチンカテゴリーはトップ3のビックカテゴリーとなります。いわゆる「需要の大きな市場」であり参入するにはもってこいのカテゴリーいえるでしょう。Amazonビジネスでは、うまく仕組化できると、年商1億円超えるセラーが多く存在することはデータが示しており、しっかり仕入れと販売をしていくと実際難しくない数字ということは販売ノウハウを理解している層は理解をしているでしょう。
「ホーム・キッチン」カテゴリーはAmazonカテゴリーでは大きな流通総額を占め、Amazonジャパンの中では、「トップ3」に入るビックカテゴリー
今回は、Amazonジャパンの中でも、トップ3に位置づけされるホーム・キッチンカテゴリーについてリサーチをやりたいと思います。
いわゆる、「ホーム用品」のカテゴリーです。Amazonで日用品を買う方は多いのではないでしょうか?いわゆる第二階層カテゴリーにも記載がありますが、「インテリア・キッチン用品・バス、トイレ用品・家具・収納用品・家電」もこれにあたります。
ホーム・キッチン用品は「大きな流通総額を誇るカテゴリー」だろうなというのは、想像に難しくないジャンルと言えるでしょう。まさに家のものはほとんど、ホーム・キッチン用品で構成されているといっても過言ではないでしょう。お風呂・リビング・トイレ・キッチン、すべて、ホームキッチン用品の商品です。
ここで、疑問が出てくることかと思います。「ホーム・キッチン用品は中国製品はあるのかどうか?」という点です。ホーム・キッチン用品というと、家具や机、トイレやキッチン周りもダイソーや、大手日本メーカー品ばかりで構成されていたり、それらを家族では購入や選定しているのではないかと思う方もいらっしゃるかと思います。
結論から申し上げますと、「ホーム・キッチン用品は中国製はたくさん」あります。
キッチン用品全般の商品群です。種類が多くてあれですが、必需品というものですね。
ホーム用品のイメージです。家にあるものは全般といった形になるかと思います。
早速ですが、ホームキッチンカテゴリーのリサーチをしていきましょう。
ランキング1,2位のタオル、こちらは中国製品となります。1位です。ちなみに、こちらの商品は、月間60000個ほど売れております。なんと、この商品だけで、月間売り上げ1.8億円です。このタオルだけで年商が、21億円ほどなっております。ここまでのブランディングには相当な仕込みをしているかと思いますが、これが、Amazonジャパンの流通のすさまじさになるかと思います。1商品でここまで行けるのは、夢がありますね。
ただ、あまり現状のトップに目を奪われてはこれから参入するにあたり少しかけ離れてしまいますので現実的な可能となりそうな商品リサーチ方法を確立してまいりましょう。
18,20位の「カーテン」と「充電式カイロ」これは中国製品です。とてもいい商品ですね。
原価がどれくらいかというのはありますが、販売売価としては、2000円台で、まさに中国製品でよく売れている商品と言えるでしょう。
続いて、42位の「鼻毛カッター」になります。こちらも中国製品です。現在、メンズ美容なども流行っていて、需要が伸びてきているジャンルと言えるでしょう。リーズナブルで多機能な中国製品ということで、市場に受けているのかという視点もありそうです。
続いて、46,47位です。「バスマット」と「多機能体重計」、これは中国製品です。
体重計はアンカーの日用品ブランドとなりますがこちらは中国製品です。アンカーのは少しスペック高いので、体重計の中国製や多機能体重計というキーワードでアマゾンで検索してみると、参入可能な商品かどうかを市場が見ていけるかと思います。バスマットも大変いい商品です。スペックも違いますが最新版含めて、「中国製」が市場をある程度抑えている商品と言えるでしょう。
続いて、54,55位の「シェーバー」「電動毛玉取り」ですがこちらは中国製品となります。
これもどちらもいい商品です。シェーバーはパナソニックやブラウンなどが有名で、大手メーカーも変わらず売れていますが、安いものが欲しいという層が支持をしてユーザーをつかんでいる商品と言えるでしょう。毛玉取りは日用品のメンテナンスアイテムですが、ブラシタイプから電動タイプに進化していて需要の高い商品としてランキング上位にあるといえるでしょう。
続いて、60位のボックスシーツもいい商品です。中国製品となります。こちらは品質重要かと思いますのでリサーチのときは仕入れ先もセットで意識するようにしていきましょう。
続いて、64位の「枕カバー」。こちらも中国製品となります。ホームキッチンカテゴリーは中国製品が多く出てきますね。探しやすいですし、ご自身の身の回りの商品となりますので取り扱いやスペックを図るのがやりやすいカテゴリーであるといえるでしょう。
さらに、67,70位の「デジタルスケール」と「筋膜リリースガン」こちらも中国製品となります。
ホームキッチンカテゴリーの良いところは「誰もが使う必需品」や需要の大きい商品であるということです。ペットカテゴリーはペット飼育者や関係者でないと買わないと思いますが、ホームキッチンカテゴリーの場合は必要となれば必要になる商品となりますので「市場・商圏」がでかいのが特徴です。ゆえに流通総額が膨大であるといえるでしょう。デジタルスケールも1家に1台ありますよね。
続いて、80,81,82位の「安眠枕・まな板・キッチンはさみ」です。これらも中国製品となります。聞いたことのないブランド名がついていると思いますが、「中国輸入オリジナルブランド」で大成功した事例となります。月間500-1000個は売れているでしょう。このあたりのOEM依頼などは、中国輸入総合研究所では、お受けできます。初心者から上級者まで幅広くご利用いただいておりますので、ぜひ一度ご相談してみてください。
既にスタートされていて次のチャレンジアイテムにそういったものやりたいという方は、中国輸入総合研究所にお問い合わせください。
ぶっちゃけ日本メーカー品と高いですよね笑。携帯会社で買うアクセサリーはガラスフィルムでも3000円とかでセールスされた記憶があります。Amazonでは激安から高品質までありますが、高品質でも1580円でも購入できます。アクセサリーや必要品は、「安くていいものが欲しい」というようにユーザー心理が、「インフレ・給料が上がらない時代」に合わせて消費者心理シフトしてきているので、中国輸入ビジネスは、市場需要をとらえた力強いビジネスだと思います。
中国商品をリサーチする際に、意識しておきたいのは、「日本メーカー品」「非日本メーカー品」がある、という点です。非日本メーカー品は、中国商品と思ってもらって差し支えありません。
つまり、日本メーカー品=高単価系商品、非日本メーカー品=中国商品という形で認識されると市場の見方も変わり、リサーチの効率も上がるでしょう。
ユーザーは高い商品を買う層と安い商品を買う層がどちらもいるため、どっちも正解です。
ここで着目したいのは、中国輸入ビジネスへの参入ですから「中国商品があるかどうか?中国商品にする場合に参入する余地があるか(応用編:OEM)」という点を見ていくと、リサーチの幅も広がるでしょう。
中国輸入総合研究所では、Amazon物販の中国輸入ビジネス歴20年。Amazonコンサル実績も100件以上となります。マンツーマンで、もっと、Amazon物販ビジネスを0から教わりたいという方には個別コンサルティングも行っておりますのでご興味のある方はこちらからお問い合わせください。
中国輸入総合研究所では、工場調達・OEM代行など累計10000件以上の取引や50000社以上の工場オリジナルネットワークを有しております。どのジャンルにも「優良工場からの製造依頼」に長けており、調達事業を創業からやってきておりますので強みがあります。商品リサーチはできているが仕入れ先が不安だという方は、中国輸入総合研究所にご相談ください。
ホームキッチンカテゴリーは、「中国製品が思ったよりも多く見つけられる」と判断ができるかと思います。
需要の大きい市場ですので、日本メーカーももちろん参入していますが「いいものを安く買いたい」という購買心理的に、中国製品の方がユーザーに支持されているため、このランキング順位になっている、という点は押さえておきましょう。つまり、中国製品が買っておりますので、「中国輸入ビジネス参入」にあたり、「このカテゴリーは市場に乗りやすい」と言えるでしょう。このカテゴリーでのリサーチは他のカテゴリーよりも少し力を入れていくと商品が見つかりやすく、ビジネス参入の視点が比較的早く出てくるでしょう。
1点だけ、ホームキッチンカテゴリーあるあるの中国輸入総合研究所から独自の視点とはなりますが、Amazon販売リサーチにおいての注意事項をお伝えしてまいります。
「Amazon Basic」と書いてある商品の中国製品はやめた方がいいと思います。理由として、Amazon basic(ベーシック)とは、Amazonが自社開発している商品となります。
第二階層カテゴリーの下の第三階層カテゴリーもあります。もっと深堀したい方は、ジャンルをさらに絞り込んでやっていくとより専門分野に近づく商品リサーチができるのでぜひやってみてください。
このあたりで、こういう商品もあるのか!とみておきたいのは、マーキングしておいてください。Amazonは「ASIN」というコードがページごとに付与されているので「ASIN」をメモして持っておくか、ご自身で画像なども入れてエクセルでオリジナルの仕入れ選定用の自社エクセルリストを作成しておくと後で見返しやすくて、選定にも役立つでしょう。
このあたりが頭で想像すると「知っている商品しか検索できない」に対して、このカテゴリーランキングの階層リサーチ方式をとっていくと「知らなかったけど売れている商品」をリサーチすることができます。とても有効なリサーチ方法であると思います。ぜひ実践して活用してみて下さい。
もっと深堀して話を聞いてみたかったり、違う商品リサーチ方法を聞いてみたいという方は、中国輸入総合研究所に直接お問い合わせください。特別にレクチャーさせてもらいます。
この大カテゴリーランキング方式から「これは中国輸入商品でも作れるのでは?」という視点で深堀していくといいと思います。
中国輸入の商品は見慣れている人は判断できるかと思いますが、まずはこれはそうなのだろうかという視点と単価も安いし、中国でもあるのでは?という視点で見ていくといいと思います。
1.中国製表記があるかどうか?
商品ページに中国製と書いてあるものがあれば、中国輸入商品であることは確定できます。
2.価格帯が低価格かどうか?
価格帯が「1280-4980円」商品くらいの商品は中国輸入商品である可能性が高いです。
こちらの2つのアプローチで中国輸入商品であるかを判断する軸としてみてみてください。
ご自身の興味のあるカテゴリーから見ていくと、物販スタートにおいて、商品に愛着も持てると思いますし、現在、Amazonジャパンはブランド販売戦略を推奨している動きがありますのでそこに乗せていくとビジネスとして大変面白くなってくると思います。
ペットカテゴリーのコラムも書いておりますのでご興味のある方はこちらをご参照ください。
中国輸入総合研究所では、もう中国輸入歴20年となりますので、すぐに判断ができますが、これらも中国製品になります。
この要領でやっていくと、中国製品をリサーチするということに困らないでしょう。
商品リサーチは中国輸入における肝の部分となります。
しかし、これだけの方法では、絞り切れなかったり「結局どの商品に決めればいいのか?決め手がわからない」という方は多いと思います。
中国輸入総合研究所では、10-20個くらいのデータ指標を見定めて、独自の見解で商品リサーチする方法を確立しています。
中国輸入でのAmazon販売において、高みに行きたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。
以上が「ペット用品」カテゴリー向けの商品リサーチ方法となります。
下記には、Amazon販売において、商品リサーチ以外でも重要となる指標や項目について次のステップへ進む方向けに記載させていただきます。
ニッチ市場の特定
競争が激しくないニッチ市場を見つけることが重要です。特定のカテゴリーやサブカテゴリー内で、需要がありながらも供給が少ない商品を探します。
上記の小カテゴリーを細かく見ていくとそういう商品に出会うことができるでしょう。
ステップ2:競合分析
競合商品のリサーチ
類似商品を販売している他のセラーを調査します。彼らの価格設定、レビュー、ランキング、商品説明を分析します。
差別化の機会を探す
競合との違いを明確にし、独自の価値提案を作成します。これは、デザイン、機能、価格、品質、または顧客サービスを通じて行えます。
いわゆるオリジナルブランド商品戦略という戦略が現在のAmazon販売攻略において有効になってきます。
ステップ3:キーワードリサーチ
関連キーワードの検索
Amazonでの検索結果を最適化するためには、適切なキーワードを見つけることが不可欠です。Amazonの検索バーを使って、関連キーワードを探します。
キーワードツールの利用
Amazon専用のキーワードリサーチツール(例:セラースプライト、Arrows10)を利用して、最も効果的なキーワードを特定します。ツールを使ってのリサーチは少しマニアックになってきますので興味のある方は、中国輸入総合研究所にご相談お問い合わせください。
ステップ4:販売価格の設定
利益率の計算
商品のコスト、Amazonの手数料、送料、その他の経費を考慮して、利益率を計算します。
競争力のある価格設定
市場の価格と競合他社の価格を分析し、競争力のあるが利益を確保できる価格を設定します。
ステップ5:商品ページの最適化
魅力的な商品説明と画像
魅力的で詳細な商品説明と高品質な画像を使用して、商品ページを最適化します。これにより、購入率が高まります。
レビューと評価の重要性
良いカスタマーレビューと高い評価は、購買決定に大きく影響します。
優れた顧客サービスを提供し、ポジティブなレビューを促進します。
ステップ6:フルフィルメント戦略
フルフィルメント方法の選定
Amazon FBA(Fulfillment by Amazon)や自社での出荷など、最適なフルフィルメント方法を選択します。
在庫管理
適切な在庫レベルを維持し、売り切れや過剰在庫を避けることで、ビジネスを効率的に運営します。
いわゆる自動化や仕組化はできますが在庫管理はしっかり行っていきましょう。
ステップ7:広告とプロモーション
Amazon広告の利用
スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告など、Amazonの広告プラットフォームを利用して、商品の露出を高めます。
プロモーションと割引
時期に応じたプロモーションや割引を提供することで、販売を促進します。
以上のステップを通じて、Amazonでの販売において効果的なリサーチを行い、成功を目指すことができます。市場のニーズを把握し、競合と差別化を図り、商品ページを最適化することで、購入率の向上につながります。
また、適切な広告戦略とプロモーションを実施することで、より多くの顧客にリーチし、売上を増やすことが可能です。
中国輸入総合研究所では、「販路の決定」「商品ページ戦略」や「販売後の広告運用」など、販売上のパフォーマンスをどう高めていくかなどもレクチャーさせていただいています。
商品リサーチまでは分かったが、その後の販売戦略や「どうやって有利にビジネスを進めていくか」という点についてご興味のある方はぜひ一度、中国輸入総合研究所にご相談ください。
諸々お客様のニーズに合わせたコンサルティングも行っております。
Amazon販売・ヤフーショッピング・楽天市場での販売の高いレベルのノウハウを保有しております。
中国輸入する際のアリババ仕入れは、経験豊富で信頼できる業者に依頼がおすすめ
中国輸入での仕入れは経験豊富な信頼できる業者に依頼しましょう。
中国輸入総合研究所では、累計50000件以上の中国仕入れを対応してきています。
0から、中国輸入の仕入れ依頼をするのには、業者の確認に時間と労力がかかりすぎるかと思います。中国輸入総合研究所では、創業11期目、中国仕入れ案件を累計50000件以上取引をしてきており、中国の商習慣や取引のケーススタディを老舗業者として数多く経験してきております。
中国輸入について回るのは「リスク」です。ここをヘッジしてビジネスをするのにはプロの代行業者に依頼をして取引を行うことが健全です。
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Amazonリサーチの全カテゴリー編に関するコラムも書いておりますので、ご興味ある方はこちらもご参考ください。
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