中国輸入でAmazon販売するときのAmazonリサーチ方法を公開。~⑥家電・カメラカテゴリー編~
中国輸入でAmazon販売するときのAmazonリサーチ方法を公開。~⑥家電・カメラカテゴリー編~
中国輸入の際に、Amazon販売するときのAmazonリサーチ方法について、こちらのコラムで全カテゴリー編ということで反響をいただきました。
続いて、大きな流通総額となる家電カメラカテゴリーについて、商品リサーチ編を進めていきたいと思います。
「家電カメラ」カテゴリーはAmazonカテゴリーでは大きな流通総額を占め、Amazonジャパンの中では、「トップ6」に入るビックカテゴリー
今回は、Amazonジャパンの中でも、トップ6に位置づけされる家電カメラカテゴリーについてリサーチをやりたいと思います。
いわゆる、「デジ・家電」カテゴリーです。Amazonで加湿器・スマホケースやスマホアクセ・イヤホンを買う方は多いのではないでしょうか?いわゆる第二階層カテゴリーにも記載がありますが、「イヤホン、家電のアクセサリー・サプライ、スマホ関連全て、スマホ本体」もこれにあたります。カメラは、スマホに集約されて業界の需要は下がってきておりますが、以前、カメラファンはいますのでその由来がカテゴリー名に反映されているという形かと思います。昔からあるビッグカテゴリーです。あとは、「電池」などになります。電池というと広い(モバイルバッテリーなど)ですが、圧倒的な流通総額となります。
こういったものがずらりと並び、翌日に届くというアマゾンプライムサービスで生活の質を上げている方も多いのではないかと思います。
こちらランキングベスト4になります。
他には、こういう商品です。
市場分析の観点で行きますと、家電カメラカテゴリーは「男性が特に購入するジャンル」と言われています。もちろん、Amazonでは、女性ユーザーもたくさんいらっしゃいますが、女性は楽天市場で買う層もいます。ただ、昨今、家電カメラのセラーもバリエーションや豊富なカタログなどから「女性向けの商品」も数多く、増えてきており、セラーの立場からすると、女性も買う市場であるといえます。
特に家電関係は、ホーム用品みたいな商品もありますから女性がスペックの高い商品をアマゾンで買うという時流は顕著になってきているかと思います。
Amazonはまさに「男性のほとんどが利用している」と言っても過言ではない市場ではないかと思います。男性のネット通販購入ランキングは間違いなく1位がAmazonとなります。それでいて共通して必需品となる商品、それがこの家電カメラになります。仕事やビジネスを行う上で必須なのがPC・タブレット・スマートフォン、そしてそのアクセサリーです。需要が高いのは当然ですね。女性のビジネスマンなどはアマゾンからも購入されていることも考えると、「労働者・ビジネスマン」のほとんどが購入しているジャンルと言えるでしょう。
こちらのデータは、中国輸入総合研究所の独自で保有している非公開データにはなるのですが、Amazonジャパンの中で流通総額が大きい順が上から下になります。
家電カメラはトップ6のカテゴリーとなります。いわゆる「需要の大きな市場」であり参入するにはもってこいのカテゴリーいえるでしょう。Amazonビジネスでは、うまく仕組化できると、年商1億円超えるセラーが多く存在することはデータが示しており、しっかり仕入れと販売をしていくと実際難しくない数字ということは販売ノウハウを理解している層は理解をしているでしょう。
早速、5位以降のページを見ていきましょう。
「イヤホン・air tag(これは盗難防止のiphoneアクセサリーです。appleの新規商品ですね)・チャージャー・wifiペットカメラ」が出てきます。
パソコン周辺機器カテゴリーと似通っているようなイメージある人いるかもしれませんが、商品のラインナップは実際かなり違います。小物が多いという視点は一つ入れておいていいかもしれません。
続いて「ガラスフィルム・自撮り棒・モバイルバッテリー」出てきました。
このあたり上記から記載のものは、「すべて中国製品」です。更に、参入も可能な商品スペックになります。電池は、輸送が難易度高いので、最初の方のラインナップとしてはやめておいた方がいいでしょう。
中国輸入総合研究所では、中国輸入ビジネス歴20歴となります。PSE認証や、モバイルバッテリー配送などの危険品対応や、化粧品輸入の案件なども受けております。現在取り扱いの品質を上げたい、スペックを上げたい、不良率を下げたい、などの改善も対応可能です。
既にスタートされていて次のチャレンジアイテムにそういったものやりたいという方は、中国輸入総合研究所にお問い合わせください。
ぶっちゃけ日本メーカー品と高いですよね笑。携帯会社で買うアクセサリーはガラスフィルムでも3000円とかでセールスされた記憶があります。Amazonでは激安から高品質までありますが、高品質でも1580円でも購入できます。アクセサリーや必要品は、「安くていいものが欲しい」というようにユーザー心理が、「インフレ・給料が上がらない時代」に合わせて消費者心理シフトしてきているので、中国輸入ビジネスは、市場需要をとらえた力強いビジネスだと思います。
中国商品をリサーチする際に、意識しておきたいのは、「日本メーカー品」「非日本メーカー品」がある、という点です。非日本メーカー品は、中国商品と思ってもらって差し支えありません。
つまり、日本メーカー品=高単価系商品、非日本メーカー品=中国商品という形で認識されると市場の見方も変わり、リサーチの効率も上がるでしょう。
ユーザーは高い商品を買う層と安い商品を買う層がどちらもいるため、どっちも正解です。
ここで着目したいのは、中国輸入ビジネスへの参入ですから「中国商品があるかどうか?中国商品にする場合に参入する余地があるか(応用編:OEM)」という点を見ていくと、リサーチの幅も広がるでしょう。
中国輸入総合研究所では、Amazon物販の中国輸入ビジネス歴20年。Amazonコンサル実績も100件以上となります。マンツーマンで、もっと、Amazon物販ビジネスを0から教わりたいという方には個別コンサルティングも行っておりますのでご興味のある方はこちらからお問い合わせください。
続いて、家電カメラカテゴリーの次のページを見ていきましょう。
前回、全カテゴリー編のAmazon商品リサーチコラムはこちらに書いておりますのでまだ見られていない方は一度こちらのアプローチを確認されてみてください。ランキングから見ていく商品リサーチ手法となります。
出てきました。「HDMIケーブル・タブレットのディスプレイ本体」になります。
HDMIケーブルは動画の視聴を「テレビから、youtubeやネットフリックスなどをスマホで見るか、スマホを画面に表示させて視聴する時代」に変わり、この分野が今需要が伸びて来ております。この順位は、需要の伸び具合が顕著であると判断でき、今後もこの分野は伸びていくことを考えると参入は検討するのはありでしょう。
続いて、「スマートウォッチ」が出てきました。イヤホンとガラスフィルムは前述に触れておりますので割愛します。スマートウォッチはコロナ禍で大きく需要を上げた商品です。健康管理や日常のラインとの導線やスマホを使う前に右手の腕時計を見ればよい、という時短確認アイテムとして使っている方もいらっしゃいます。メインはコロナのときもそうでしたが、日々の血圧や体温などの健康管理として利用されています。順位が高いので需要が大きいですね。老若男女問わず、必要な商品と言えるでしょう。こちらも「中国製品」です。スマートウォッチ工場もあるくらいの規模になってきています。
スマートウォッチ本体やスマートウォッチアクセサリーなども面白いと思いますよ。
続いて、「ヘッドホン・4inモバイルバッテリー」が出てきました。
「ヘッドホン」という商品は音楽を聴くというだけでなく、昨今「ゲーム用ヘッドホン」なども出てきておりますのでこのあたりに派生して調べていくのも面白いと思います。ゲーム用ヘッドホンから、「ゲーミングマウス・ゲーミングマウスパッド・ゲームコントローラー」などに派生していくとどんどん商品リサーチも広がっていきます。
さらに、「ゲーム用品」ジャンルとして掘っていくのもありでしょう。「ゲーム用アクセサリーシリーズ」をブランディングしていこうなどの発送もとても面白いと思います。
「ヘッドホン」という商品で行くとさらに、「ヘッドホン用アクセサリー」に手を伸ばすのもありでしょう。「イヤーマフ」なんてヘッドホンカバーのような商品もあります。物販は商品を知ると自分用にも買ってみようかなと思ったり、世の中の動向を常に見れるというところは付随して得られる知見でしょう。商品リサーチはますます面白くなってきますね。
特に家電カメラカテゴリーは「スペック・品質」が要求される商品になるかと思います。リサーチはできても仕入れ先が得られないというケースはよくご相談を受けます。
中国輸入総合研究所では、工場調達・OEM代行など累計10000件以上の取引や50000社以上の工場オリジナルネットワークを有しております。どのジャンルにも「優良工場からの製造依頼」に長けており、調達事業を創業からやってきておりますので強みがあります。商品リサーチはできているが仕入れ先が不安だという方は、中国輸入総合研究所にご相談ください。
家電カメラカテゴリーは、「中国製品がほとんど」と判断ができるかと思います。サクサク出てきますし、上位には、中国人セラーもたくさんいます。つまり、中国製品となります。
需要の大きい市場ですので、日本メーカーももちろん参入していますが「いいものを安く買いたい」という購買心理的に、中国製品の方がユーザーに支持されているため、このランキング順位になっている、という点は押さえておきましょう。つまり、中国製品が買っておりますので、「中国輸入ビジネス参入」にあたり、「このカテゴリーは市場に乗りやすい」と言えるでしょう。このカテゴリーでのリサーチは他のカテゴリーよりも少し力を入れていくと商品が見つかりやすく、ビジネス参入の視点が比較的早く出てくるでしょう。
1点だけ、家電カメラカテゴリーあるあるの中国輸入総合研究所から独自の視点とはなりますが、Amazon販売リサーチにおいての注意事項をお伝えしてまいります。
「Amazon Basic」と書いてある商品の中国製品はやめた方がいいと思います。理由として、Amazon basic(ベーシック)とは、Amazonが自社開発している商品となります。
Amazonのロゴが入った商品です。中国輸入総合研究所では、OEMや向上調達事業もやっておりますので「Amazonとかと同じスペックレベル」の製造自体は可能です。
ですが、よく考えてみてください。このビジネスのプラットフォーマーは誰ですか?
そう、「Amazonジャパン」です。
ここで止めた方がいい理由は、「究極的にコスト差で勝てるわけがない」からとなります。
理由は、「Amazon広告」「Amazon FBA手数料」「Amazon 販売手数料」この3つがネット通販にはかかってくる手数料の部分となります。楽天市場とヤフーショッピングの場合は、FBAではなく自社配送費用(郵政・佐川など)というものになるでしょう。
この3つの手数料が「Amazon本体ではかからないため」になります。
3つの手数料合計がかからないという「Amazonジャパン本体の商品」には、どれだけコストを下げて仕入れをしても勝つことは難しいといえるでしょう。
ただ、安心してください。Amazonジャパンは超需要のある商品にしか手を出してきません。電池が一つの例です。ランキングも3位以内と売れに売れています。
Amazon Basicで取り扱っているものは除外をして進めてください。究極的には、シェアは分散しますので、Amazon basicの市場シェア以外を取りに行くという考え方もあります。
続いて、第二階層カテゴリーの46位です。「車載ホルダー」になります。
このあたりも面白い商品です。家電カメラはスマホアクセサリー関係は網羅されていると考えましょう。スマホにまつわる商品はすべてこのジャンルに割合として集約されているケースが多いです。
こちらも高単価で売れるハイスペック商品があったり、1つの商品で売り上げ500-1000万円の売り上げを作っている商品もあるほどです。
続いて、57,59位です。「ワイヤレス充電器・ワイヤレススピーカー」です。充電器・スピーカーももはやワイヤレスの時代に進化しているといえるでしょう。家電カメラは「時代や進化」によりまさにアップデートされるカテゴリーといえるでしょう。最新アイテムや最新スペック動向などにより参入する余地やタイミングとして面白いカテゴリーとも見れるでしょう。
続いて、「スマホスタンド・クリーニングクロス」です。こちらも中国製品です。もっと高値で販売されているタイプもあるのでそちらも検索窓で検索して調べてみるとより、この商品の市場や可能性が見えてくるかと思います。
第二階層カテゴリーの下の第三階層カテゴリーもあります。もっと深堀したい方は、ジャンルをさらに絞り込んでやっていくとより専門分野に近づく商品リサーチができるのでぜひやってみてください。
このあたりで、こういう商品もあるのか!とみておきたいのは、マーキングしておいてください。Amazonは「ASIN」というコードがページごとに付与されているので「ASIN」をメモして持っておくか、ご自身で画像なども入れてエクセルでオリジナルの仕入れ選定用の自社エクセルリストを作成しておくと後で見返しやすくて、選定にも役立つでしょう。
このあたりが頭で想像すると「知っている商品しか検索できない」に対して、このカテゴリーランキングの階層リサーチ方式をとっていくと「知らなかったけど売れている商品」をリサーチすることができます。とても有効なリサーチ方法であると思います。ぜひ実践して活用してみて下さい。
もっと深堀して話を聞いてみたかったり、違う商品リサーチ方法を聞いてみたいという方は、中国輸入総合研究所に直接お問い合わせください。特別にレクチャーさせてもらいます。
この大カテゴリーランキング方式から「これは中国輸入商品でも作れるのでは?」という視点で深堀していくといいと思います。
中国輸入の商品は見慣れている人は判断できるかと思いますが、まずはこれはそうなのだろうかという視点と単価も安いし、中国でもあるのでは?という視点で見ていくといいと思います。
1.中国製表記があるかどうか?
商品ページに中国製と書いてあるものがあれば、中国輸入商品であることは確定できます。
2.価格帯が低価格かどうか?
価格帯が「1280-4980円」商品くらいの商品は中国輸入商品である可能性が高いです。
こちらの2つのアプローチで中国輸入商品であるかを判断する軸としてみてみてください。
ご自身の興味のあるカテゴリーから見ていくと、物販スタートにおいて、商品に愛着も持てると思いますし、現在、Amazonジャパンはブランド販売戦略を推奨している動きがありますのでそこに乗せていくとビジネスとして大変面白くなってくると思います。
ペットカテゴリーのコラムも書いておりますのでご興味のある方はこちらをご参照ください。
中国輸入総合研究所では、もう中国輸入歴20年となりますので、すぐに判断ができますが、これらも中国製品になります。
この要領でやっていくと、中国製品をリサーチするということに困らないでしょう。
商品リサーチは中国輸入における肝の部分となります。
しかし、これだけの方法では、絞り切れなかったり「結局どの商品に決めればいいのか?決め手がわからない」という方は多いと思います。
中国輸入総合研究所では、10-20個くらいのデータ指標を見定めて、独自の見解で商品リサーチする方法を確立しています。
中国輸入でのAmazon販売において、高みに行きたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。
以上が「ペット用品」カテゴリー向けの商品リサーチ方法となります。
下記には、Amazon販売において、商品リサーチ以外でも重要となる指標や項目について次のステップへ進む方向けに記載させていただきます。
ニッチ市場の特定
競争が激しくないニッチ市場を見つけることが重要です。特定のカテゴリーやサブカテゴリー内で、需要がありながらも供給が少ない商品を探します。
上記の小カテゴリーを細かく見ていくとそういう商品に出会うことができるでしょう。
ステップ2:競合分析
競合商品のリサーチ
類似商品を販売している他のセラーを調査します。彼らの価格設定、レビュー、ランキング、商品説明を分析します。
差別化の機会を探す
競合との違いを明確にし、独自の価値提案を作成します。これは、デザイン、機能、価格、品質、または顧客サービスを通じて行えます。
いわゆるオリジナルブランド商品戦略という戦略が現在のAmazon販売攻略において有効になってきます。
ステップ3:キーワードリサーチ
関連キーワードの検索
Amazonでの検索結果を最適化するためには、適切なキーワードを見つけることが不可欠です。Amazonの検索バーを使って、関連キーワードを探します。
キーワードツールの利用
Amazon専用のキーワードリサーチツール(例:セラースプライト、Arrows10)を利用して、最も効果的なキーワードを特定します。ツールを使ってのリサーチは少しマニアックになってきますので興味のある方は、中国輸入総合研究所にご相談お問い合わせください。
ステップ4:販売価格の設定
利益率の計算
商品のコスト、Amazonの手数料、送料、その他の経費を考慮して、利益率を計算します。
競争力のある価格設定
市場の価格と競合他社の価格を分析し、競争力のあるが利益を確保できる価格を設定します。
ステップ5:商品ページの最適化
魅力的な商品説明と画像
魅力的で詳細な商品説明と高品質な画像を使用して、商品ページを最適化します。これにより、購入率が高まります。
レビューと評価の重要性
良いカスタマーレビューと高い評価は、購買決定に大きく影響します。
優れた顧客サービスを提供し、ポジティブなレビューを促進します。
ステップ6:フルフィルメント戦略
フルフィルメント方法の選定
Amazon FBA(Fulfillment by Amazon)や自社での出荷など、最適なフルフィルメント方法を選択します。
在庫管理
適切な在庫レベルを維持し、売り切れや過剰在庫を避けることで、ビジネスを効率的に運営します。
いわゆる自動化や仕組化はできますが在庫管理はしっかり行っていきましょう。
ステップ7:広告とプロモーション
Amazon広告の利用
スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告など、Amazonの広告プラットフォームを利用して、商品の露出を高めます。
プロモーションと割引
時期に応じたプロモーションや割引を提供することで、販売を促進します。
以上のステップを通じて、Amazonでの販売において効果的なリサーチを行い、成功を目指すことができます。市場のニーズを把握し、競合と差別化を図り、商品ページを最適化することで、購入率の向上につながります。
また、適切な広告戦略とプロモーションを実施することで、より多くの顧客にリーチし、売上を増やすことが可能です。
中国輸入総合研究所では、「販路の決定」「商品ページ戦略」や「販売後の広告運用」など、販売上のパフォーマンスをどう高めていくかなどもレクチャーさせていただいています。
商品リサーチまでは分かったが、その後の販売戦略や「どうやって有利にビジネスを進めていくか」という点についてご興味のある方はぜひ一度、中国輸入総合研究所にご相談ください。
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Amazonリサーチの全カテゴリー編に関するコラムも書いておりますので、ご興味ある方はこちらもご参考ください。
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