アリババグループとはどういった特徴の企業?物販の仕入れ先として本当に適切かどうか?解説します。
アリババグループとはどういった特徴の企業?物販の仕入れ先として本当に適切かどうか?解説します。
アリババグループとはどういった特徴の企業なのか?ある程度のアリババの知名度なので理解されている方も多いと思いますが少し深堀して、解説します。
アリババグループは、中国に本社を置く、世界でも有数のテクノロジーカンパニーであり、幅広いビジネス分野で活動している企業です。
アリババは、1999年にジャック・マー(Jack Ma)によって創業され、その後急速に成長し、今や世界中で高い知名度を持つ企業となりました。
以下に、アリババの主要な特徴と事業分野について詳しく説明します。
電子商取引の巨大プラットフォーム
アリババの最も有名な事業は、アリババドットコム(Alibaba.com)と呼ばれる電子商取引(E-commerce)プラットフォームです。
このプラットフォームは、世界中の小売業者、卸売業者、メーカー、輸出入業者などに対して、さまざまな商品を販売・購入するためのオンライン市場を提供しています。
アリババドットコムは、数百万以上の登録会員企業と取引を行い、さまざまな業界の製品や原材料の仕入れに利用されています。
見ていただいている方は、物販事業に携われている方がほとんどでいらっしゃると思いますので、アリババグループが行っているEC事業(いわゆる物販事業者様の仕入れ先)のプラットフォームの特徴についてこちらにまとめていきたいと思います。
押さえておけば問題ない代表格を描いていきます。
1つ目は、タオバオ(taobao)です。
淘宝網(タオバオ)
タオバオの特徴と規模を押さえておきましょう。
ユーザー数は5億人、商品点数は10億点を超え、アマゾンジャパンの約10倍の規模を誇ります。
中国は日本と比べて人口が10倍以上違いますので比較しづらいかもしれませんが、「日本人にとってのアマゾンジャパンと楽天市場」という認識で問題ないと思います。
特徴としては「個人向けのBtoC」モールとなります。
中国仕入れとして日本のネット通販業者がここから仕入れるのに適切かどうか?
というところですが、「ありといえば、ありですが、中長期的に見ると少し不向き」と言えるでしょう。
理由としては、単価が高い・ロットは小さい・質はそんなに良くない、というこの3拍子を押さえておきましょう。
中国輸入総合研究所では、タオバオからの仕入れも対応しておりますのでご希望の方はお気軽にご相談ください。
2つ目は、仕入れ先として人気の1688.comです。
1688.com
1688.comは、世界一のBtoBサイトで、ユーザー数1.2億人のプラットホームになります。
規模のすごさを把握するには、毎日1.5億のオンライン閲覧数があるため、アクセス数やアクティブであることも伺えます。1,000万を超える企業が会社の店舗を構えており、そのジャンルも様々で、ファッションから、家具、工業品など49の一級業界、1709の二級業界の会社があります。データを見ると、1688のオンラインのユーザーが半分、実店舗が半分を占めています。
物販事業者として仕入れ先として適切かどうか?を見ていくと、「大人気であり、極めて価値がある」
と判断ができます。BtoBサイトがゆえに「単価が安い・仕入れロットも少ない」という特徴があります。
ただし、中国国内向けのサイトのため、日本人が日本で仕入れることにハードルがあり、リスク管理も含めて、代行業者を利用しましょう。
3つ目は、アリババドットコムとなります。
Alibaba.com
Alibaba.comは海外向けのBtoBサイトになります。卸売なのでタオバオより価格が安く、出店メーカー企業と直接価格交渉、値段交渉、納期交渉などが可能でOEM商品の依頼も可能です。
また全ての企業で英語のやり取りが可能であり、中には日本語が通じる企業もあります。全世界に向けての発送に対応していますが、送料が高いという点と初心者にはハードルが高いところが特徴です。
押さえておきたい特徴は、「サプライヤーによっては、強固な関係や仕入れ先としては優良であるが、見極めや経験がないと判断が難しく、上級者向けのプラットフォーム」と言えるでしょう。
アリババドットコムからの仕入れ相談も中国輸入総合研究所では、対応しております。
ここでは、アリババグループの他の事業の知識も書いていきたいと思います。
クラウドコンピューティング
アリババは、アリババクラウド(Alibaba Cloud)というクラウドコンピューティングプロバイダーとしても急成長しています。
アリババクラウドは、企業向けにクラウドサービスを提供し、ビッグデータ、人工知能、IoT(Internet of Things)などの分野で幅広いソリューションを提供しています。これにより、企業はコスト削減や効率化を実現し、デジタルトランスフォーメーションを推進することができます。
デジタルエンターテイメント
アリババは、デジタルエンターテイメント分野にも進出しており、アリババピクチャーズ(Alibaba Pictures)などの関連企業を所有しています。これらの企業は、映画制作、映画館運営、オンライン動画プラットフォーム(Youku Tudou)、音楽ストリーミング(Xiami Music)など、エンターテイメント業界で活動しています。
金融サービス
アリババグループは、アントファイナンシャル(Ant Group)を通じて、金融サービスを提供しています。アントファイナンシャルは、アリペイ(Alipay)というモバイルペイメントプラットフォームを運営し、デジタル決済、ローン、保険、資産管理などの金融商品を提供しています。
アリペイは中国国内外で広く利用されており、電子決済のリーダーとして知られています。
日本でもファミリーマートやイオンで商品を買うときにアリペイ決済なども対応していますので日本でも普及しているサービスになります。アリババグループの決済サービスが「アリペイ」と覚えておきましょう。
物流と物流テクノロジー
アリババは、カインディオ(Cainiao Network)という物流子会社を所有しており、物流と物流テクノロジー分野にも進出しています。
カインディオは、効率的な物流ネットワークを構築し、配送プロセスを最適化するための技術を提供しています。
これにより、アリババは顧客により迅速で信頼性の高い物流サービスを提供できるようになりました。
アリババは、これらの事業分野を通じて、世界中の企業や個人に対して多岐にわたる商品とサービスを提供しています。
特に、アリババドットコムは仕入れ先として非常に適しており、世界中の業界でのビジネス拡大をサポートするための多くのツールとリソースを提供しています。
ただし、アリババを仕入れ先として利用する際には、信頼性の確認、品質の評価、法的要件の遵守などに注意が必要です。
しっかりとリサーチを行い、信頼性の高いサプライヤーとの取引を確立することが重要です。
アリババ仕入れは、今後もネット通販や物販事業の仕入れ先として適切?
アリババグループについて記載してきました。アリババグループはEコマース事業だけでなく、複数の事業モデルを推進して、業界に躍り出ています。これだけの企業です。つまり、今後も仕入れ先として業界のリーダーとして継続して仕入れ先として企業努力も続け、いいサービスを続けていくことは想像に難しくありません。いい仕入れ先として自信をもって活用していきましょう。
ただ、為替差益を得るのが中国輸入の旨味です。国が違い、文化が違い、取引のルールがあることやリスクも存在することをしっかりと覚えておきましょう。
中国輸入する際のアリババ仕入れは、経験豊富で信頼できる業者に依頼がおすすめ
中国輸入での仕入れは経験豊富な信頼できる業者に依頼しましょう。
中国輸入総合研究所では、累計50000件以上の中国仕入れを対応してきています。
0から、中国輸入の仕入れ依頼をするのには、業者の確認に時間と労力がかかりすぎるかと思います。中国輸入総合研究所では、創業11期目、中国仕入れ案件を累計50000件以上取引をしてきており、中国の商習慣や取引のケーススタディを老舗業者として数多く経験してきております。
中国輸入について回るのは「リスク」です。ここをヘッジしてビジネスをするのにはプロの代行業者に依頼をして取引を行うことが健全です。
中国輸入総合研究所では、「中国輸入初めての方」向けに特化した仕入れ対応業務も行っております。
無料でご相談できますので、中国輸入仕入れを依頼したい・タオバオ・1688.com・アリババドットコムで仕入れをしたい、という方はぜひお気軽にご相談ください。
検索の仕方や仕入れ方までレクチャーサポートします。
中国仕入れのご依頼・中国輸入のご相談はこちら
中国輸入総合研究所では、創業11期目で中国輸入ビジネスを20年ほどやってきております。累計50000件以上の中国仕入れ実績があり、あらゆる工場ネットワークを有し、単価やロット交渉・品質交渉や品質改善・不良時の向上への交渉と改善など、あらゆる仕入れの経験がございます。
中国OEM×Amazon販売においても、昨今の通販事情や攻略方法を明確に理解しております。競争を勝つために必要なすべてをユーザー様に合わせて、全てレクチャーさせていただくことが可能です。
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中国輸入においてアリババ仕入れのメリットやデメリットに関するコラムも書いておりますので、ご興味ある方はこちらもご参考ください。
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