アリババ通販サイトの中で1688.comが人気な理由について解説します。

アリババ通販サイトの中で1688.comが人気な理由をここでは解説していきます。

アリババグループについては、別途コラムでまとめていますのでご興味のある方はこちらもご参照ください。

アリババグループの中で、1688.comの登録方法や買い方については別途コラムで書いています。

アリババドットコムの登録方法と買い方についてもリンクのコラムで触れていますのでご興味のある方はご参照されてみてください。

さて、アリババグループというと上記のように色々な通販サイトがあります。他のコラムでおよその特徴を触れたりもしていますが、どの通販サイトを選べばいいのでしょうか？

これは正解はありません。理由として、「通販サイトの特徴」や「ユーザーの用途」が違うからです。

用途や使い方のニーズに合わせて、選択するという形が望ましいです。踏まえて、各コラムでも少し申し上げておりますが「中国輸入ビジネスで、しっかりと利益を出していきたいときにどのアリババ通販サイトを選べばいいのか？」ということについて解説させてもらいます。

下記に改めて概要をまとめさせてもらいます。下記がアリババグループの中でも代表格とされる「5つのアリババ通販サイト」になります。

結論から申し上げます。

「1688.com」サイトを使ってください。

1688.comが中国輸入ビジネスの仕入れ先として「適して」います。

アリババグループのサイト一覧にあるように、仕入れ先としてアリババグループが提供している用途のサイトもあるかと思います。しかし、それよりも「1688.com」が「実質的にトータルで圧倒的に仕入れ先としておすすめ」になります。

理由なども含めて解説していきます。

改めてこちらを細かく見ていきましょう。

端的に特徴と用途というのをまとめていきます。

アリババドットコムについて

特徴

BtoB向けの仕入れサイト。ロットが大きい。言語の対応がちょっとやりづらいです。翻訳機能はありますが、サプライヤーと連絡するときは日本語は通じません。まれに日本語できるサプライヤーもいますが、自分の商品で日本語できるサプライヤーでないとコミュニケーションになりません。決済サービスやサイト自体は、充実していますが、肝心の「言語」は翻訳機能でどうにかなるものではありません。

更に、

品質もぶっちゃけ工場によっては1688.comとあまり変わりません。

こちらは少し主観が入りますが「アリババドットコム」は仕入れ先としておすすめしません。

リスクがあります。上級者向けの仕入れ選定先、という認識でいいでしょう。

結論として、アリババドットコムはデメリットが勝る形となりますのでお勧めしません。

アリババ1688.comについて

結論としておすすめとして申し上げましたが、特徴についてもう少し詳細に書いていきます。

特徴

1688についての特徴ですが「小ロット」での対応が可能。

「単価が安い」ということ。まずこの2点が大きなメリットです。

「中国輸入ビジネス」の最大の障壁は「言語」になります。

アメリカ輸入や欧米であれば「英語」です。英語は、日本の教育システムで「それなりに読み書き」はできると思います。例えば、「hello, good morning ,Good bye」この単語なら、学歴問わずに誰でもわかるでしょう。

一方、中国語はどうでしょうか？「ニーハオ」以外、わからない方は多いのでしょうか？これが中国語です。中国語がわかる日本人は「大学の第二外国語が中国語の人」もしくは「ビジネスで中国人と大手で仕事したり、海外赴任や出張で中国と直接生活圏内に必要してある程度、勉強や言語に触れてきた人」でしょう。

中国4000年の歴史とよく言いますし、漢字や語句などは中国発となりますが、中国人同士の「漢字の文章」を見ても日本人が見ても解読不能なレベルの感じの組み合わせで文章のやり取りが行われています。

つまり、「実質的に中国人とコミュニケーションはできない」と思っておいた方がいいでしょう。

特に1688.comは中国国内のサイトとなりますので英語をできるサプライヤーは一定層のみで、当たり前に中国語のみで対応してくるショップがほとんどです。

つまり、日本人単体では購入はできません。しかしながら、「小ロット・低価格」で「世界の工場」中国から仕入れができるわけです。このスキームを活用するべきです。

どうすればいいか？

代行会社を利用すればいいです。代行会社を利用せずに自分で仕入れたいという方はいると思います。やめた方がいいです。リスクがあるからです。

中国輸入総合研究所では、代行会社サービスも行っておりますのでぜひともご相談ください。

「大ロット」で自分で仕入れる、よりも「小ロットで安く」買えるところに「代行会社にいくばくかの手数料」を払って購入すること。

これがビジネス上、「リスクを回避し、低コスト・小ロットで中長期的にビジネスを回すための方法」になります。考え方は人それぞれですが、中国輸入研究所では、圧倒的に「1688.com仕入れ」をおすすめします。

メリットやデメリットというのは、それぞれ何事にもあります。人によりその感じ方も違うでしょう。

中国輸入総合研究所が、お勧めするのは「リスクを回避した中長期的なビジネスモデル」になります。

中国輸入がやはり、「海外輸入」においては、圧倒的に「低コスト・かつ高品質」な仕入れルートであることは間違いないです。中国輸入歴20年以上。グローバル仕入れ・グローバル物流も中国輸入総合研究所では行っておりますが、「中国輸入」が圧倒的に価値が高いと思います。

中長期的にビジネスを行うこと、ここを主軸に持ってくる場合は、必然的に仕入れ先は「1688.com」を選ぶべきというのが中国輸入総合研究所の見解となります。

以上が、1688.comを圧倒的におすすめする理由となります。

他のサイトの特徴について下記に端的に書いていきます。

天猫モール（Tmall）について

天猫モールについてはご存知でしょうか？あまり、日本人の中国輸入プレイヤーとしてメインで使っている人は少ないと思います。

天猫モールは、一言いうと「資金力のある大口か規模の大きいショップの集合モール」と言えるかと思います。

特徴

こちら、出店費用が300万円前後するモールということで中国国内でも敷居が高い、「ブランディング」されたモールであるといえます。タオバオとか1688には敷居がありませんが、出店の初期費用が300万円以上の会社しか登録できないという特徴があります。

ここから伺えるのは「ちゃんとした信用のあるサプライヤーが多い」という点が一つ上げられるかと思います。ただ、Tモールだからいいかというとこれまたピンキリです。

これは商品の品質をしっかり見極めて対応すればいいかと思います。Tmallで出店しているセラーが1688.comでも出店しているならこっちで勝った方が単価が安い可能性があります。同じ商品なら単価が安いに越したことはありません。

ヤフーショッピングモールの「Paypayモール」をイメージされるとわかりやすいかもしれません。Paypayモールは選ばれた優良店のみが登録できるバナーのついたショップとなります。

特徴はそこになりますが「実用面」でいくと「単価は高いが、信用あるショップ」から「小ロット」で買える、というところかと思います。よほどこだわりがない場合は出店数も多い、1688.comで問題ないラインと中国輸入総合研究所ではとらえております。ご参考ください。

続いて、Aliexpress（アリエクスプレス）についてみていきましょう。

Aliexpress（アリエクスプレス）について

続いてアリエクスプレスになりますがよく「アリエク」と表現される方がいます。

特徴

こちらは個人向けのサイトになります。商用利用は間違いなくやめた方がいいでしょう。個人で一つカスタマーとして買う分に利用する形がいいと思います。サンプルで見てみたいとか個人的に使ってみたいみたいなイメージでいいと思います。粗悪品や高い単価のものを購入しているというのを1688.comとかとも比較してみてみるといいでしょう。

ブランド品で自分でほしい人が個人輸入で一つ買うように、利用するイメージです。商用で買うときは、「ロットをまとめて買う」形のため、「ブランド1つイーベイとかで買うところ」からまとめて仕入れないのと同じイメージです。ひとえに「商流が違うため、適切な仕入れ要件が得られない」というのが中国輸入総合研究所の見解となります。

仕入れ要件とは「ロット」であり「単価」であり、「サプライヤー対応」であり、不測の事態の時の対応や仕入れ先との関係先となります。

基本的には、ビジネスは不測の事態がつきものです。そのときにどう対応できるかというのはかなり重要です。いいときは、誰でもどういう時でもいいと思います。うまくいっているとき、商品がよいサプライヤーが見つかったときなどなど。

しかし、そのサプライヤーが途中で飛んでしまったり、途中で仕様が変わって売っている商品の仕様が変わり、販売先のユーザーに迷惑をかけてしまったらどうでしょうか。これがまさに不測の事態です。

何か起きたときに適切に対応ができる。鞍替えをしっかりできる。現地で対応ができるなどのリスク管理体制があること、これこそがビジネスにおいて重要であると考えています。

ましてや、海をまたいだ貿易ビジネスです。「現地側にしっかり対応できる人がいること」これが根本的には安心材料となり、中長期的なビジネスに不可欠となります。

代行会社経由が一番安心安全です。特に日本法人運営をお勧めします。中国人経営の場合は、全く関係のないところでトラブルが起きていたり、自国へ何かのタイミングで帰ってしまうことは往々にしてあります。日本法人運営の代行会社に仕入れは委託するべきです。

中国輸入総合研究所では、代行会社として中国輸入ビジネス歴20年ほどありますので、安心してご依頼いただけます。どういうことでもご相談からも可能です。ご連絡お待ちしております。

タオバオ（淘宝網）について

続いて、タオバオモールになります。

特徴

タオバオについては、アリババや1688.com仕入れなどで中国輸入ビジネスを行う上で聞いたことのある方は多いのではないでしょうか？

タオバオモールは、いわゆる「BtoC」サイトになります。アリエクスプレスが海外向けのBtoCサイトに対して、「タオバオは中国現地国内のBtoCサイト」になります。

いわゆる、日本でいう「楽天やAmazonジャパン、ヤフーショッピング」みたいなイメージでいいと思います。つまり、「中国人がお買い物する通販サイト」になります。

こちらを販売売価で仕入れて、商品販売をするというのがいわゆるタオバオ輸入というものです。

タオバオ輸入は2010年くらいは流行っていましたが、「品質が粗悪品」というケースやサプライヤーが安定しないなどとして、1688.comが仕入れ先のメインとして通販業界では扱われるようになってきているのが実態となります。中国輸入総合研究所は、2010年位から、中国輸入ビジネスの動向は見てきておりますので、「タオバオは仕入れ先としてはありだが、1688.comの方が断然いい」というのが見解となります。

1688.comは「業者向けの販売」なども行っておりますので「いわゆる卸売りサイト」としての位置づけということも考えると「低単価・小ロット」というのは納得がいくと思います。

タオバオの特徴は「低ロットだが、単価が高い」という点と「サプライヤーが安定しない」というところとなります。ヤフーショッピングや楽天でも店舗が退店すると思います。これと同じ現象が起きますので、仕入れ先がなくなる、商品の在庫が切れているということはよく起こりえるので仕入れ先としての安定感はないというのが実態です。ここのポイントはよく覚えておきましょう。

アリババ通販サイトの中で1688.comが人気な理由について上記で解説させていただきました。

下記は、1688.comが更に人気の理由について深堀りする内容や取引の流れ的なところも簡単にまとめてありますので、ご参考ください。

アリババグループが運営する1688.comは、中国国内向けのB2B（ビジネス・ツー・ビジネス）電子商取引プラットフォームであり、中国の卸売市場に特化しています。このプラットフォームは、特に中国国内の小売業者、中小企業、さらには海外のバイヤーにも人気があります。
1688.comの人気の理由は多岐にわたりますが、主に次の点が挙げられます。

アリババ通販で1688が人気な理由のまとめになります。

アリババ通販で1688が人気な理由まとめ①：幅広い商品の取り扱い

1688.comは、アパレル、電子製品、家庭用品、機械装置、原材料など、非常に幅広いカテゴリーの商品を扱っています。
この多様性は、様々な業種のバイヤーが必要とする商品を一箇所で見つけることができるため、大きな魅力となっています。

アリババ通販で1688が人気な理由まとめ②：低価格での仕入れが可能

1688.comはメーカーや工場直販のプラットフォームであるため、中間マージンを省いて商品を仕入れることができます。
これにより、非常に低価格での仕入れが可能となり、小売業者や中小企業にとって大きな利点となっています。

アリババ通販で1688が人気な理由まとめ③：地元市場への深い理解

中国市場に特化しているため、地元の消費トレンドや需要に迅速に対応できる商品が豊富に揃っています。
これにより、最新のトレンドを取り入れた商品を素早く仕入れることが可能となります。

アリババ通販で1688が人気な理由まとめ④：購入手続きの簡素化

1688.comは、商品の検索から購入までのプロセスが非常にシンプルで直感的です。また、サイト内でのメッセージングシステムを通じてサプライヤーと直接交渉ができるため、取引の効率化が図られています。購入することはできますが、他国ではリスクとなるため、こちらは代行会社に任せましょう。

アリババ通販で1688が人気な理由まとめ⑤：豊富なサプライヤーネットワーク

数十万にも及ぶサプライヤーが登録しており、それぞれが競争を通じて品質の向上と価格の最適化を図っています。
この競争は、バイヤーにとってより良い条件での取引を可能にします。

アリババ通販で1688が人気な理由まとめ⑥：独自の認証システム

サプライヤーには独自の評価システムがあり、購入者はサプライヤーの信頼性や取引実績を事前に確認することができます。
これにより、安心して取引を進めることが可能です。

海外バイヤーへの対応

アリババグループの国際的なネットワークを活かし、1688.comでは海外バイヤーへのサポートも充実しています。
多言語対応、国際物流のサポート、外貨取引のサポートなど、国際取引をスムーズに進めるための機能が整っています。依頼は上述の通り、代行会社に依頼がベターです。リサーチなどでしっかり活用しましょう。

結論

1688.comが人気を博している理由は、その利便性、商品の多様性、低価格での仕入れが可能であること、
そして中国市場における深い理解と豊富なサプライヤーネットワークにあります。
これらの要因が組み合わさることで、国内外のバイヤーにとって魅力的な仕入れプラットフォームとなっています。

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中国輸入においてアリババ仕入れのメリットやデメリットに関するコラムも書いておりますので、ご興味ある方はこちらもご参考ください。